コンメンタールであるから、条文毎に趣旨・判例の動向・学説の対立状況が整理されており、体系書とは違った角度から知識の整理ができる。
特に訴訟法の場合は、手続法の性格からいわゆる「円環構造」といわれているとおり、手続全体が互いに関係しあっているために、全体構造を意識しないと部分的な理解も難しいところがある。体系書を端から順番に読む場合でも、後ろの方が判らないと前の方も理解できない。前が理解できないと後ろも理解できない。といった循環に落ち込んでしまう場面が多々ある。
このようなときにコンメンタールが威力を発揮する。基本書を読み進んで困ったときのコンメンタール頼み。基本書で詰まった所でコンメンタールの関連条文にあたる。そこで引用されている関係条文に!当たる。そしてそのまた関係条文に・・・。そして最後は、もう一度おもむろに基本書へ。
きっと道が拓ける。
なお、大型の何冊にも渡るコンメンタールでは、限られた時間の中で全部を読みこなすことはできないし、高価でもあり、学者になる覚悟の人は別として、あえて買い揃える必要はない。
その点、別冊法学セミナーの基本法コンメンタールシリーズは厚さも手頃、価格も程々であるから、基本書となる体系書の外に一冊手元に置きたいところ。
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基本法コンメンタール 刑事訴訟法 第3版 単行本 – 1993/10/1
高田 卓爾
(編集)
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別冊法学セミナー No.122
基本法コンメンタール第三版/刑事訴訟法
高田卓爾 (編)
判型:B5判(ソフトカバー)
ページ数:388
1993年10月20日第3版第1刷
日本評論社
定価3,800円(税別)
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- 本の長さ387ページ
- 言語日本語
- 出版社日本評論社
- 発売日1993/10/1
- ISBN-104535401772
- ISBN-13978-4535401778
登録情報
- 出版社 : 日本評論社 (1993/10/1)
- 発売日 : 1993/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 387ページ
- ISBN-10 : 4535401772
- ISBN-13 : 978-4535401778
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