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アフガン諜報戦争(上) ─ CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9.11前夜まで 単行本 – 2011/8/25

4.7 5つ星のうち4.7 10個の評価

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米国、パキスタン、サウジの各情報機関と、イスラム戦士、タリバン、アルカイダとの攻防を緻密に再現する。ピュリツァー賞受賞!
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商品の説明

出版社からのコメント

《「9.11」はなぜ防げなかったのか?》
本書は、1979年12月のソ連軍侵攻から9.11同時多発テロ事件前日に至るまで、アメリカ、パキスタン、サウジアラビアの各情報機関の攻防と、アフガン国内のイスラム戦士やタリバン、アルカイダの動きを中心に、20年余りに及ぶ戦争の舞台裏を克明に描いたノンフィクションである。
『ワシントン・ポスト』紙のベテランジャーナリストだった著者は、CIAや国務省の幹部・担当官のほか、各国政府当局者らへのインタビューを重ね、アメリカの国家機関、とくにCIA、NSC(国家安全保障会議)の公開文書と、メディアの報道を渉猟し、本書を書き上げた。クリントン政権とCIA内部での議論ならびに情報経路を明らかにし、「9.11」に至る政策立案と具体的行動を跡づけたもので、いわば「CIA失策の足跡」を追った第一級のドキュメントといえる。
アフガンでの戦争になぜアメリカがかかわり、どのように戦い、なぜなかなか手を引くことができないのかを理解するうえで、本書は非常に有益である。また、数あるCIA本のなかでも、地域・対象を特定した作戦の全貌を解明した点で画期的だ。ピュリツァー賞受賞作。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 白水社 (2011/8/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/8/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 496ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 456008159X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4560081594
  • 寸法 ‏ : ‎ 14 x 3.8 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 10個の評価

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スティ−ブ・コル
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
流石スティーブ・コールといったところ。
非常に詳しい分析。よくここまで調べてあります。当時のアフガン戦争までの流れをわかりやすく理解できました。
いろいろな本があると思いますが、アフガン戦争に詳しくなるにはこの本が必須かもしれないですね。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重厚で興味深い内容でした!!
2022年12月6日に日本でレビュー済み
あらゆる方面に情報網を張り巡らし,常に情報収集を怠らず,様々な脅威を敏感にキャッチする――
 これが諜報機関の理想形だとするなら,これとは真逆の方向にあったのが,本書に出てくるCIAイスラマバード支局の,アフ【ガ】ーニスタンに関する活動だと言えるだろう.
 アフ【ガ】ーニスタンにおける情報網作成は,大したことがないか,下手するとパキスタン任せ.
 優先順位変更や,人員削減などのあおりで,情報収集は断続的.
 脅威をキャッチどころか,長い間,イスラーム過激原理主義の脅威に鈍感.
 これでは到底,9.11など防げるはずもなし――と思わせる内容.

 記述は基本,時系列順――ただし序盤には,前後する箇所あり――だが,新しい登場人物が出てくるたびに,逐一人物紹介を記述しており,人物単位で区切っているかのような構成にも.
 ゲーリー・シュローン(p.17, 38-39)
 自分達の代理人となるアフ【ガ】ーン人勢力に銃と金を送った近隣諸国(p.18)
 地に落ちていた,マスードの評判(p.19)
 ミール・アマル・カシ追跡に専念していたCIA(p.20)
 「ついで」でしかなかった,ターリバーンとマスードとの戦争についての報告(p.20)
「CIAはなぜいつも,俺達が血族や国よりも,金を重視しているかのように扱うのか」(p.21-22)
 サラン街道封鎖作戦の顛末(p.23-24)
 ハルツームの米大使館閉鎖後に新たに立ち上げられた,ビン・ラーディン追跡チーム(p.26)
 マスードは信頼できるのか?というCIA内部の意見対立(p.26)
 スティンガー買戻し作戦(p.27-28)
 対ソ戦の間,マスードが受け取ったのは,支援の1%未満(p.29)
 前進基地サロビの陥落(p.31)
 ターリバーンが強くなり,マスード軍が弱くなったことを,理解していなかったCIA(p.32)
 吟味されなかった思い込み(p.33)

 ボブ・レサードとは?(p.38-39,78)
 在イスラマバード米大使館襲撃(p.39-40,46-56)
 過激派の拠点へと変貌したクアイディアザム大学(p.41-42)
 イスラーム急進主義の作家マウラナ・アブ・アラ・マウドゥディ(p.42)
 パキスタンへのワッハーブ派の浸透(p.42-43)
 草の根政治基盤構築のため,イスラーム協会を強化したジアウル・ハク(p.44)
 ジュハイマン・ウタイビによるメッカ乱射事件(p.45)
 サウディ王家に最も忠実で,繁盛している民間企業「ビン・ラーディン兄弟産業」(p.54)

 カブール大学とアフ【ガ】ーン軍に,秘密裏に指導網を育てたKGB(p.58)
 クレムリンと系列学術団体には殆どいなかった,イスラーム専門家(p.59)
 政争に明け暮れるタラキ(p.60-61)
 カーター政権が行った,CIA史上初の大規模解雇(p.63)
 隠れて攻撃することを好んだハク(p.64)
 ケララ村での虐殺(p.65)
 雪と共に消えたアフ【ガ】ーン共産軍(p.65)
 ソ連軍が反乱鎮圧のために侵攻することはないと予測していた,アメリカの情報機関(p.65)
 ブレジンスキーの,「命を奪わない」秘密支援(p.66,69-73)
 CIAが手にした,反乱軍に通信機器,医療物資,現金を提供する権限(p.67)
 KGBによるアミン信用失墜作戦(p.67)
 KGBに「逆流」してきた,KGB発の偽情報(p.67-68)
 アメリカに対し,断固として敵対的だったアミン(p.68-70)
「ソ連はアフガンで何をしているのか,率直に言って分からない」(p.69)
 アミンの後釜として用意,空輸されたカルマル(p.70)
 アミン暗殺失敗(p.70-71)
 アフ【ガ】ーン軍の制服を着て作戦を開始する,700人以上のKGB要員(p.71)

 ハワード・ハートとは?(p.74-78)
 アブドゥル・ハクとの関係の始まり(p.75)
 チャールズ・コーガンとは?(p.77-78)
 秘密文書作成法(p.79)
 目的はアフ【ガ】ーンでソ連軍を「悩ます」こと(p.80)
 強調された,パキスタン情報当局との「連携」(p.80)
 ISIに配慮(p.81-82)
 ロバと金と迫撃砲(p.82)
 ソ連兵への懸賞金(p.82)
 ジアウル・ハクとは?(p.82-87)
 ブット家の拠点で,反ハク運動の温床だったシンド州(p.85)
 カラチ,イスラマバード,ペシャワール,クエッタに拠点を設けたKGB(p.85)
「アフガニスタンの湯は,適度な温度で沸かさねばならない」(p.87)
 アブドゥルラフマンISI長官のCIA不信(p.87-90)
 支援額急増(p.90)
 ポーランド,中国,エジプト,トルコからの武器買い付け(p.90-91)
 パキスタン軍による兵器横領(p.91)
 うっかりPOFマークがついたまま,CIAに売りつけられた銃弾(p.92)
 CIAがISIに頼っていることが,ムジャヒッディーン内部の不協和音を招いているとの懸念(p.93)
 ムジャヒッディーンの食料不足(p.94-95)

 アハメド・バディーブとは?(p.97-98,111-113)
 GIDとトゥルキ(p.98-100,104-111)
 ムハンマド・イブン・アブドゥル=ワッハーブとは?(p.102-104)
 サヤフとは?(p.111-113)
 ビン=ラーディンとは?(p.114-119)
「仮にCIAが1980年代にビンラディンと会っており,それを隠しているのだとすれば,すばらしい隠しぶりということになる」(p.117)

 ソ連軍の推定損害(p.120)
 ケーシーとは?(p.120-211)
 インマン,マクマホン,トウェッテンら(p.121)
 チャーリー・ウィルソンとは?(p.122-123)
 米国が「初めて自前で作戦を遂行した」,OSSによる工作員のドイツ領内降下作戦(p.128)
「もぐもぐ男」(p.129)
 中東分析官としてケーシーに影響を与えたロバート・エイムズ(p.131)
 ソ連は中東の石油に向かって進撃するために,アフ【ガ】ーンに侵攻したのだという信念を,訪問者に植え付けようとしたジアウル・ハク(p.133)
 ケーシーを満足させるため,用意されたニセ基地(p.134)
 議会や保守派に広がる,アフガーン紛争に関する苦情(p.134-135)
 パイクニーとは?(p.135-136)
 ムジャヒッディーンに振り向けられた,国防予算の残金(p.136)
 予算3倍増(p.136)
 ソ連内部への工作を主張するケーシー(p.138-141)
 マスードとは?(p.141―148,151-157,160-164)
 アフガーンにおけるイスラーム急進主義の広がり(p.148-151)
 ソ連軍の「鉄のカーテン」戦術(p.156)
 マスード・ソ連軍間の休戦(p.157)
 ヘクマティアルとは?(p.157-160)
 権力の座を求め,頻繁に他のムジャヒッディーンを攻撃したヘクマティアル(p.159)
 84年になって,パキスタンには秘密でマスード支援を始めたCIA(p.163)

 NSDD-166とは?(p.165-170)
 「省庁間プロセス」とは?(p.166)
「ふむ,第3次世界大戦か.悪い考えじゃないな」(p.168)
 ワシントンかリヤドと独自の関係を築く必要があると気づき始めた,アフガーン人司令官達(p.171-173)
 テロリスト,ムハンマド・ユーセフ(p.173-180)
 CIAが送り込んだ遠隔操作式迫撃砲により,増え続けた民間人被害(p.175)
 3万人のプロと,10万人の情報源を擁したアフ【ガ】ーン政府情報機関(p.175)
 スペツナズの働き(p.175-176)
 鹵獲されたMi-24D(p.176)
 通行料徴収に,一族の生活にかかっていることも多いため,橋や交易路への攻撃に消極的だったムジャヒッディーン(p.177)
 ソ連兵のベルト用バックルを集めた数による,アフガーン人司令官への報奨(p.178)
 アナリスト,ブライアン・ジェンキンス曰く,「テロリストが望むのは,多数の人間が注視し,聞いてくれることであり,多数の死者ではない」「テロリズムとは劇場だ」(p.181)
 CIAと対テロ行動の始まり(p.182-183)
「同盟国や罪のない子供達に,大規模な巻き添え被害を出す高価な軍事作戦が,頭に銃弾を撃ち込む事よりも,道徳的に容認されるのは何故だ?」(p.188)
 ゲリラ訓練施設(p.189-191)

 ミルト・ビアデン(ベアデン)とは?(p.192-205)
 スティンガー・ミサイル供与(p.194-196)
 ペシャワールに移ったビン・ラーディン(p.199-200,205)
 ソ連内部の問題を過小評価していたCIA(p.206-207)
 ソ連崩壊を洞察できなかったCIA(p.207-208)
 ナジブラ擁立(p.208)
 アメリカに,アフ【ガ】ーニスタンや中央アジアの将来について交渉する構えが全くないことを知り,愕然とするゴルバチョフ(p.208-209)
 越境作戦の顛末(p.210-211)
 ビン・ラーディンの戦闘体験(p.211-212)
 政治をもてあそび始めるビン・ラーディン(p.212-213)
 壊れた,CIAとISIとの繋がり(p.213-214)
 政治問題化するヘクマティアル(p.214-217)
 特権を守ろうとするISIアフガーン局(p.216)
 アフ【ガ】ーンからのソ連軍撤退の通告に,半ばパニックとなるシュルツ国務長官(p.219)
 クリュチコフ・ゲーツ会談(p.219-220)

 エドモンド・マクウィリアムズとは?(p.221)
 マクウィリアムズの予想した「悪夢のシナリオ」(p.222-223)
 ビアデン曰く,「長期的将来像など,気にしなかった」(p.224-226)
 ハミド・グルとは?(p.226-227)
 CIAとISIに対抗する,レーガン政権の反共ネットワーク(p.227-228)
 Su-25とルツコイの鹵獲(p.229-230)
 ハク大統領の事故死(p.230-233)
 サウディ・マネーによってパキスタン最強の組織に成長したISI(p.233)
 敵対者の誘拐・殺害を繰り返すヘクマティアル(p.234-238)
 マクウィリアムズの身辺調査を始めるCIA(p.238-239)
 マスードに国防相のポストを提示する,ナジブラのジェスチャー(p.240)

 ナジブラ政権崩壊の予測を外すCIA(p.245-246)
 アフ【ガ】ーン人司令官達を直接動かす任務に就く,新設のカブール支局(在イスラマバード)(p.246-247)
 ジャララバードが陥落し次第乗り込めるように,アフガーン新政府を既に用意していたISI(p.247-248)
 ISI vs. ブット(p.248-250)
 ジャララバード戦の敗北(p.250-254)
 CIAとISIとは絶縁する必要があると説くマクウィリアムズ(p.254-259)
 「中間派」オークリー(p.259-260)
 「鸚鵡の嘴」に秘密通信施設を設けるCIA(p.260-261)
 ビアデンの同盟者,フランク・アンダーソン(p.261)
 問題を引き起こすアラブ人義勇兵(p.262-267)
 ハッカニとは?(p.264)
 へクマティアールの暗殺に対抗する,マスードの「殺人者狩り」(p.265)
 アッザムの市で生まれたチャンスを生かしたビン・ラーディン(p.267-268)

 ピーター・トムセンとは?(p.269-270)
 CIAに対する疑念と圧力(p.270)
 共鳴が広がる,マクウィリアムズの主張(p.271)
 2つに割れる,ISIへの見方(p.271)
 新しい政策指針(p.271-276)
 パキスタン国軍の「行動計画」(p.276-277)
 カシミールでも戦うようになったヘクマティアル軍(p.277)
 やはり足並みの乱れる春季攻勢(p.277-278)
 ISIのヘクマティアル擁立計画(p.278-282)
 ISIに呼応した,シャハナワズ・タナイの裏切り(p.278)
 ブット打倒資金をビン・ラーディンに無心するISI(p.279)
 権威を確立するトゥルキ王子(p.282-)
 アフ【ガ】ーン再建のための民間プロジェクト「ファハド国王計画」(p.284)
 トゥルキ王子がイスラーム過激原理主義に資金援助した理由(p.285-286)
 ヘクマティアルのカーブル無差別砲撃(p.287-291)
 パキスタンとの離婚を決意するアメリカ(p.291-292)
 カシミールでの「民衆」蜂起(p.292)
 サウディ情報機関の参謀長アハメド・バディーブとの親密な関係を保つビン・ラーディン(p.292)
 南イエメンで新たな聖戦を起こそうとするビン・ラーディン(p.292-293)
 湾岸戦争において,サウディ防衛のために「6万人を用意できる」「武器はいらない」と豪語するビン・ラーディン(p.293-295)
 ビン・ラーディンに起こった急進的変化(p.295-296)

 国務省とCIAとの間の競争(p.297-298)
 湾岸戦争鹵獲兵器のアフ【ガ】ーン移送(p.298-300)
 急進的な義勇兵増加を報告するCIA(p.300)
「まだあれ(アフ【ガ】ーン紛争)が続いているのかね?」と驚くブッシュ大統領(p.301)
 ばらまかれるサウディ・マネー(p.301)
 サウディ王室の姿勢の転換(p.302-304)
 ジハーディストがサウディの脅威となっていることを掴み始めたCIA(p.304-305)
 ビン・ラーディンのサウディ追放(p.305-306)
 ピーター・トムセンの警告(p.307)
 ソ連軍撤退後,CIAに唯一認められていた秘密作戦「スティンガー買戻し」(p.308)
 プレスラー修正条項(p.309)
 ドスタム寝返り(p.310)
 ムジャヒッディーンの首都進撃(p.311-315)
 マスードがCIAから受けた援助総量(p.315-316)
 アフ【ガ】ーンからのアメリカ「退場」(p.316-317)

 CIAや諜報活動には偏見を持っていなかったクリントン(p.320)
 クリントン政権の閣僚は,カーター政権の「お古」(p.321)
 お互いに距離があり,お互いに情報不足,不思議なほど無関心だった,クリントンとCIAとの関係(p.321-322)
 ウルジーの「三重殺」(p.322-325)
 CIAの進路を決める,皮肉な「自由」(p.325)
 テロリスト,ミール・アマル・カシ(p.326-328)
 テロリスト,ラムジ・ユセフ(p.328-)
 背後には外国政府がいるはずだという思い込み(p.334-335)
 圧縮させられていた,テロ対策センターの人的資源(p.336-337)
 悪かった,CIAとFBIとの関係(p.337)
 悪評高い,FBIの内向きの文化(p.338)

 ポール・ピラーとは?(p.341-342)
 北アフリカにおけるイスラーム急進主義の伸長(p.342-346)
「その場限りのテロリスト」(p.346-347)
 サウディに対する情報収集(p.347-348)
 カーブルの戦闘(p.348-349)
 無為に終わるマクウィリアムズ電報(p.350)
 ロビン・ラフェルとは?(p.350-351)
 ウルジー長官に影響を与えた,フランク・アンダーソンの分析(p.351-352)
 CIAのアフ【ガ】ーニスタン内戦無視(p.352)

 コファー・ブラックとは?(p.353-355)
 CIAハルツーム支局から見たビン・ラーディン(p.355-358)
 サウディ亡命反体制派拠点弾圧をためらう英米政府(p.358)
 反体制派を吸収しようとするダウディ王室(p.359)
 ビン・ラーディンが多国籍私兵弾の萌芽を育てている証拠を,続々と送信し始めるハルツーム支局(p.359-361)
 ある国から別の国に移送する,CIAお気に入りの手法(p.361-362)
「テロはショック戦術」(p.363)
 ビン・ラーディンが資金を出していたゲストハウスに数ヶ月間住んでいたラムジ・ユセフ(p.364)
 航空関連テロに焦点を合わせていたラムジ・ユセフ・グループ(p.364-365)
 それ以外の兆候(p.366-367)
 ティモシー・マクベイ事件の長期捜査により,資源枯渇するFBI(p.367)
 イランの脅威に焦点を絞るCIA(p.367-368)
 断片的で矛盾した証拠がもたらした,情報機関の盲点(p.369-370)
 中東では誰が味方で,誰が敵かという先入観に縛られていた,アメリカの情報分析(p.369-370)
「新しいテロリスト現象」(p.370-372)

 「ハッカニア」というマドラサについて(p.379)
 アハマドザイ,カルザイ両家のターリバーン支援(p.380)
 ハミド・カルザイとは?(p.381-383)
 カブールのパシュトゥン人,パンジシールの者をマフィア集団視(p.382)
 オマルとは?(p.384)
「夢のお告げ」(p.385-386)
 パキスタンを交易の十字路として,国際的に売り込むことを考えるブット(p.387)
 ナセル・ババルとは?(p.387-388)
 ターリバーン,スピンブルダクの武器庫の鍵を,金銭で買収(p.388-389)
 カンダハル陥落(p.389)
 ISIアフ【ガ】ーン局の混乱(p.390-391)
 ターリバーンに対する,ISIの秘密援助(p.391-397)
 サウディ宗教警察の支援で作られた,ターリバーンの勧善懲悪省(p.397)
 ターリバーンに関する,嘘とごまかしの長いリストの始まり(p.397-401)
 ターリバーン問題に巻き込まれることを嫌がる米国務省(p.400-401)

 石油と天然ガスのパイプライン開発問題(p.401-421)
 ニヤゾフとは?(p.405-406)
 ブットの夫,ザルダリの腐敗ぶり(p.415)

 CIAがアフ【ガ】ーニスタンに「何も持っていないこと」に仰天する,駐パキスタン米大使トム・サイモンズ(p.422)
 ナシーム・ラナとは?(p.422)
 ゲーリー・シュローン着任(p.423)
 「SIGINTの男」,ドイッチ長官(p.424-425)
 CIAキャリア職員の叛乱(p.425)
 WMDテロへの懸念(p.426)
「バーチャル支局」(p.427-429)
 ハルツーム支局閉鎖(p.430-432)
 ビン・ラーディン拘束計画(p.432-437)
 自分への最大の迫害者はアメリカだと悟るビン・ラーディン(p.436)
 ハリド・シェイク・モハメド捜索(p.438-439)
 小規模で機動性にも欠ける,CIAの准軍事部隊(p.439)
 ターリバーンの存在を外交上の既成事実とすることに成功するパキスタン(p.441)
 マスードの語る「ばら色のシナリオ」(p.442)
 ユノカルの政策目標が,米国務省の政策目標に(p.442-444)
 カーブル陥落(p.444-448)
 ターリバーンに買収され,城門通過を見過ごす,ヘクマティアル配下の地元司令官(p.447)
 ターリバーンの布告(p.448-449)
 ラフェル・ガウス会談(p.449-450)

 CIAの3つの秘密計画(p.451-452)
 スティンガー買戻し狂詩曲(p.452-457)
 ビン・ラーディンをアフ【ガ】ーニスタンで泳がしておくほうが,国内で拘束ないし投獄して,反王制運動の磁石になられるよりはマシだと考えるサウディ(p.448-449)
 ビン・ラーディンを重罪で起訴するに,十分な証拠を持っていたサウディ(p.459)
 CIAにとっては謎のままだった,ビン・ラーディンの野心(p.461)
 ラバニに対して不信感を覚え始めるマスード(p.463)
 アメリカに対して懐疑的なマスード(p.464)
 米政府・情報機関の,関心と努力の欠如(p.464-465)
 CIAの注意を引くために,スティンガーを引き渡すマスード(p.465-466)
 諜報・破壊活動のネットワークを再建するマスード(p.467-468)
 ヤル・モハバットの孤独な戦い(p.470-473)

 テネットとは?(p.475-489)
「常識的な目標に向けた,たゆまぬ努力を重視する」(p.478)
「CIAは,ある種の戦略的奇襲攻撃に対する『保険証券』である」(p.485)
 ターリバーン政策のない米国務省(p.490)
 トーマス・グティエールとは?(p.491)
 ビン・ラーディンの元側近,ジャマル・ファドルの証言(p.495)

 疑問点は2点
 ターリバーン誕生物語の大半が,「事実に基づいているようだ」(p.377)と記述している箇所と,マスードのパンジシールの砦には,「現金がうなっていた」と述べられている箇所(p.464).
 また,疑問点と言うほどではないが,マスードへの辛口評価は,「死人に口なし」の感もなくはなし.
(それにしても,マスードへの米国の冷遇が,想像以上だったことには驚き)

 上巻には索引ページなし.
 下巻に纏めて載っているだろうことを期待する.

 捨てるところ,ほぼ皆無.
 諜報に関心があるなら.
【関心率,約99%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】
2013年6月15日に日本でレビュー済み
ピューリツア賞受賞のノンフィクション作品。重厚な読み物だ。1970年代のソ連のアフガン侵攻の頃から2003年9.11テロに至るまでの過程を克明に描いている。CIAのオペレーションの実態、パキスタン情報機関との絡み、サウディの情報機関の動き、米政府の政策決定の内実などとても興味深い。今、シリアのアサド政権をイランやロシアなどが支援する一方で、欧米ではシリア反政府勢力に対する支援の在り方、特に武器供与の是非が連日論じられているが、dejavuのようにも感じられる。
この作品の問題は翻訳が拙いこと。直訳調なのか、分かりにくい。英語で読んだ方が良かったかなあとも思った。文字の欠落が目立つ箇所もあり、しっかり校閲したのかなとも思った。
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2011年11月21日に日本でレビュー済み
普段はパラパラと細切れにしか届かないアフガニスタンを巡る各国の攻防が詳しくわかるとてもいい本でした。マスード暗殺の経緯など、わかっていたようでただの断片だったことが、全部繋がりました。とてもよく取材されているのだろうと思います。特に、CIA以外の組織の思惑も各々の目線で書かれていていい。

9.11で終わっているところがとても残念。アメリカ的興味で書くと、こうなるのか。あるいは著者はその後も取材を続けているのか、とても興味があります。

いかんせん翻訳が酷すぎる。アフガン問題の専門家でなく、このジャンルを理解しているちゃんとした翻訳家に頼んでほしかったです。原書で買えばよかったという後悔がなければ、星5つです。
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