本書は,警察庁OBである著者が,戦後の日本の警察行政の歴史及び現状,そして現在の警察が当面する課題とその対応策について簡潔かつ客観的に記した「警察行政学概論」である。そこには,警察が時代の流れとともに取り組むべき所管事項も変化・増大し,その都度現実的な対応をとってきた軌跡が明らかにされており,最後には,これからの警察官はいかにあるべきかを鋭く洞察している。
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日本の警察: 安全神話は終ったか (PHP新書 93) 新書 – 1999/10/1
佐々 淳行
(著)
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1999/10/1
- ISBN-104569608191
- ISBN-13978-4569608198
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
警察庁へ入庁し、内閣安全保障室長などを務めた著者が、戦後半世紀の日本警察の歩みを、自らの体験を重ね総括する。多様化する犯罪や、時代の流れに警察はどう対応すべきか、国松前警察庁長官との対論も収録。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1999/10/1)
- 発売日 : 1999/10/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4569608191
- ISBN-13 : 978-4569608198
- Amazon 売れ筋ランキング: - 469,556位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2011年8月21日に日本でレビュー済み
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2003年11月28日に日本でレビュー済み
この本は、左翼風のぞき趣味の内幕暴露本ではありません。戦前の国家警察と比較することで戦後の民主警察の特徴を紹介しています。警察活動はその根拠が法律に基づいていることを知るでしょう。かといって現状追認でもありません。情緒的な反権力意識で警察を非難する精神とは一線を画しています。
著者ならではのこぼれ話も興味を引きます。全共闘学生の立てこもる校舎に初めて催涙弾を使用したときには、それまでの鬱積した恨みも加わり、用意した数百発が十数分でなくなってしまい、責任者である著者にことわりもなく現場の判断で追加を要求し、最終的に千二百発使用して陥落したという。
この本を読めばマスコミが垂れ流してきた通俗警察観を正すことが出来ます。
著者ならではのこぼれ話も興味を引きます。全共闘学生の立てこもる校舎に初めて催涙弾を使用したときには、それまでの鬱積した恨みも加わり、用意した数百発が十数分でなくなってしまい、責任者である著者にことわりもなく現場の判断で追加を要求し、最終的に千二百発使用して陥落したという。
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