読みながら、これは「日本人ってなんだろう?」という本なのだと感じた。
現実にはすでに様々な日本人がいることを、城田優さんが本文にあるアエラの記事にて「日本はガラパゴス」「学園ドラマにハーフが3人くらいいてもいいわけですよ」と言っていて、自分の周りと照らし合わせても、確かにそのとおりだと思うが、実際のテレビドラマなどもそうなっていないのは、一体どうしてだろう?
みかけで差別されてしまうということへの認識不足にも気づかされた。
たくさんの気づきをくれる必読本である。
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「ハーフ」ってなんだろう?: あなたと考えたいイメージと現実 (中学生の質問箱) 単行本 – 2021/4/23
下地 ローレンス吉孝
(著)
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「ハーフ」などの言葉は浸透しているが、現実には一人一人が様々な経験をしている。社会構造やイメージを問い直し、一人一人の声を聞き、人権やメンタルヘルスについて考える。
最初に言いたいのは、もしあなたが何かで悩んでいたり何かの問題に直面しているなら、その原因を自分自身だけに求めて責めるのではなく、社会との関係性の中でとらえ直してほしいということです。
私はある文章の中で、いじめや差別の原因について、「肌の色が原因でいじめられた」、あるいは「ルーツが原因で差別を受けた」という表現があるのを見かけたことがあります。現実に、「ハーフ」と呼ばれる子どもたちがいじめや差別を経験するケースはあります。けれどもそれを、その人自身の「ルーツが原因で」と言ってしまうと、「あなたに海外ルーツがあることが原因」、つまり「海外ルーツがあること自体が問題」で、「それでいじめが発生する」という話になってしまいます。(略)
差別があるのはルーツや肌の色、髪質そのものが原因ではありません。
(「はじめに」より)
本の内容
はじめに
インタビュー 野本らなさん 野本アブルさん
第1章 「ハーフ」の問題は社会の問題なの?
1 社会の問題として考えるってどういうこと?
2 「ハーフ」の日常ってどんな感じ?
インタビュー 川辺ナオミさん/加藤圭介さん/紗さん/入江晃樹アレハンドロさん
第2章 それぞれの経験が複雑ってどういうこと?
インタビュー 鈴倉佳代さん/佐々木リアムさん/カーン ハリーナさん/山内里朱さん
第3章 「ハーフ」のイメージと現実は違うの?
1 「ハーフ」の歴史は日本の歴史なの?
2 「ハーフ」のイメージはどうやってつくられたの?
インタビュー 杉本寛樹さん/清水紗織里さん/朴知佐さん
第4章 「当たり前を問い直す」ってどういうこと?
1 差別ってなんだろう?
2 だれも「偏見」から逃れられないの?
インタビュー あんなさん/バーヌさん/戸田紗季さん/みちみちるさん
第5章 メンタルヘルスについてどう向き合うといいの?
blossom the project 中川ホフマン愛さん
African Youth Meetup 三浦アークさん、大塚エレナさん
心理カウンセラー ラッシュ セリーナ萌さん
インタビュー 齊藤 花ジェニファーさん/田村カエデさん
おわりに /参考にした文献
最初に言いたいのは、もしあなたが何かで悩んでいたり何かの問題に直面しているなら、その原因を自分自身だけに求めて責めるのではなく、社会との関係性の中でとらえ直してほしいということです。
私はある文章の中で、いじめや差別の原因について、「肌の色が原因でいじめられた」、あるいは「ルーツが原因で差別を受けた」という表現があるのを見かけたことがあります。現実に、「ハーフ」と呼ばれる子どもたちがいじめや差別を経験するケースはあります。けれどもそれを、その人自身の「ルーツが原因で」と言ってしまうと、「あなたに海外ルーツがあることが原因」、つまり「海外ルーツがあること自体が問題」で、「それでいじめが発生する」という話になってしまいます。(略)
差別があるのはルーツや肌の色、髪質そのものが原因ではありません。
(「はじめに」より)
本の内容
はじめに
インタビュー 野本らなさん 野本アブルさん
第1章 「ハーフ」の問題は社会の問題なの?
1 社会の問題として考えるってどういうこと?
2 「ハーフ」の日常ってどんな感じ?
インタビュー 川辺ナオミさん/加藤圭介さん/紗さん/入江晃樹アレハンドロさん
第2章 それぞれの経験が複雑ってどういうこと?
インタビュー 鈴倉佳代さん/佐々木リアムさん/カーン ハリーナさん/山内里朱さん
第3章 「ハーフ」のイメージと現実は違うの?
1 「ハーフ」の歴史は日本の歴史なの?
2 「ハーフ」のイメージはどうやってつくられたの?
インタビュー 杉本寛樹さん/清水紗織里さん/朴知佐さん
第4章 「当たり前を問い直す」ってどういうこと?
1 差別ってなんだろう?
2 だれも「偏見」から逃れられないの?
インタビュー あんなさん/バーヌさん/戸田紗季さん/みちみちるさん
第5章 メンタルヘルスについてどう向き合うといいの?
blossom the project 中川ホフマン愛さん
African Youth Meetup 三浦アークさん、大塚エレナさん
心理カウンセラー ラッシュ セリーナ萌さん
インタビュー 齊藤 花ジェニファーさん/田村カエデさん
おわりに /参考にした文献
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2021/4/23
- 寸法12.8 x 1.7 x 18.8 cm
- ISBN-104582838669
- ISBN-13978-4582838664
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2021/4/23)
- 発売日 : 2021/4/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4582838669
- ISBN-13 : 978-4582838664
- 寸法 : 12.8 x 1.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,783位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2023年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても読みやすいです。中学生、小学校高学年も読めるかな。ふりがなや説明も丁寧なので、子供にも読ませたいです。もちろん大人が読んでも理解しやすいです!
特に当事者の経験談が多く掲載されており、とても勉強になります。個人的には著者の失敗談も少しだけ書いてあって、その部分がとても良かったというか、とても身近な距離感で読むことができました。
特に当事者の経験談が多く掲載されており、とても勉強になります。個人的には著者の失敗談も少しだけ書いてあって、その部分がとても良かったというか、とても身近な距離感で読むことができました。
2021年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ著者の前作『「混血」と「日本人」ハーフ・ダブル・ミックスの社会史』(青土社)も渾身の力作だが、学術的な内容であるため、読者を選ぶところはあった。今回は、前作とテーマを同じくしつつ、中学生以上ならきちんと読め、理解できる書き方になっている。
もちろん「ハーフ」を主題とする本だが、それは、「ハーフ」でない人々には関係ない、ということをまったく意味しない。むしろ、ここに描かれていることは、この社会に生きる人間すべてが考えていかねばならないことであり、筆者やインタビューの語り手は、「ハーフ」でない人々に向けても語りかけているのだ。血の滲むような言葉で。
本書の読者として、応答責任性という言葉が、はっきりと意識される。ひとえに、この社会を良き方向に導き、次世代に手渡すために。
子を持つ親として、若者に携わる職に就く者として、この一冊を待っていた。
著者、および編集者に、衷心より敬意を表したい。
もちろん「ハーフ」を主題とする本だが、それは、「ハーフ」でない人々には関係ない、ということをまったく意味しない。むしろ、ここに描かれていることは、この社会に生きる人間すべてが考えていかねばならないことであり、筆者やインタビューの語り手は、「ハーフ」でない人々に向けても語りかけているのだ。血の滲むような言葉で。
本書の読者として、応答責任性という言葉が、はっきりと意識される。ひとえに、この社会を良き方向に導き、次世代に手渡すために。
子を持つ親として、若者に携わる職に就く者として、この一冊を待っていた。
著者、および編集者に、衷心より敬意を表したい。
2023年10月29日に日本でレビュー済み
「ハーフ」について知る第一歩として老若男女におすすめしたい一冊。
自分の痛みを上手く言語化出来ずモヤモヤしている当事者にも是非読んでもらいたいです。
説明に疲れたら「とりあえずこれを読んでみて」とこの本を相手に渡してみよう。
自分の痛みを上手く言語化出来ずモヤモヤしている当事者にも是非読んでもらいたいです。
説明に疲れたら「とりあえずこれを読んでみて」とこの本を相手に渡してみよう。
2021年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ハーフ」と聞くとテレビでの芸能人やスポーツ選手がイメージされるが、実際には一人一人が日本社会で暮らしている、その現実はどんなものかを知ろうという目的の本。
中学生の質問に答えていくスタイルの文章だが、心理学や社会学などの枠組みやキーワードについてもわかりやすく書かれている。インタビューでは、日本生まれ日本育ちでも日本人とみなされない経験や、外国育ちの方の話などもあり、一人一人の経験がかなり異なっていることがわかる。これまで知らなかった人々の経験がたくさん載せられていて、その上で、ハーフの人権やメンタルヘルスの重要性についてまとめられている。このテーマについて知りたい人はぜひおすすめしたいし、ジェンダーやLGBT、障害やアルビノなど様々な他のテーマにもふれながら説明されているのでとてもわかりやすく、大人たちにこそ読む必要があると思う。
中学生の質問に答えていくスタイルの文章だが、心理学や社会学などの枠組みやキーワードについてもわかりやすく書かれている。インタビューでは、日本生まれ日本育ちでも日本人とみなされない経験や、外国育ちの方の話などもあり、一人一人の経験がかなり異なっていることがわかる。これまで知らなかった人々の経験がたくさん載せられていて、その上で、ハーフの人権やメンタルヘルスの重要性についてまとめられている。このテーマについて知りたい人はぜひおすすめしたいし、ジェンダーやLGBT、障害やアルビノなど様々な他のテーマにもふれながら説明されているのでとてもわかりやすく、大人たちにこそ読む必要があると思う。
2021年4月27日に日本でレビュー済み
「ハーフ」についてこれほどまでにわかりやすく説明された本はないと思う。
当事者や、その家族はもちろん、個人的には教育者にぜひ読んでほしい一冊。
インタビュー内容からは当事者の生々しい声がひしひしと伝わってきます。
当事者や、その家族はもちろん、個人的には教育者にぜひ読んでほしい一冊。
インタビュー内容からは当事者の生々しい声がひしひしと伝わってきます。
2021年4月25日に日本でレビュー済み
中学生でもまだまだ厳しい状況や意味不明な校則は変わってほしい。中学生たちだけじゃなく学校の先生にも読んでほしい。インタビューが沢山あっていろんな人の経験がわかる。