黒野十一というのはペンネームで、ルーレットの黒の11にまつわるエピソードから付けたという。
著者は時事通信社の特派員として世界各国に滞在し、仕事の合間にカジノを巡り歩いたのだとか。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと、本当に世界中のカジノの話が出ている。
各地のカジノ体験を並べた本で、自身がどんな賭けをして、勝ったか負けたかが中心に語られている。かなり主観的な文章で、読者としてはいまいち共感できない。もう少し客観的に、どんなカジノで、立地や雰囲気やゲームの種類はどうで…といったことを語ってくれたらおもしろかったのではないかと思う。
それから、総合的に計算すると、ものすごい額の金を失っているらしい。やっぱりカジノで勝つことはできないのだなあ。
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世界カジノぎりぎり漫遊記: ギャンブル記者、夢の宮殿を巡る (平凡社新書 147) 新書 – 2002/7/22
黒野 十一
(著)
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2002/7/22
- ISBN-104582851479
- ISBN-13978-4582851472
登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2002/7/22)
- 発売日 : 2002/7/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 237ページ
- ISBN-10 : 4582851479
- ISBN-13 : 978-4582851472
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,214,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 63位カジノゲーム (本)
- - 1,215位平凡社新書
- - 7,094位紀行文・旅行記
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月14日に日本でレビュー済み
日本にカジノがない以上、
合法的に楽しむなら海外に出かけるしかないわけですが、
費用的になかなか難しいのが実情。
そんなときは、この本を読んで気分を紛らわせます。
海外で思う存分カジノを満喫している著者がうらやましくなる本。
臨場感たっぷりの描写がいいですね。
今はラスベガスが人気ですが、
ヨーロッパカジノのよさに気づかせてくれます。
安藤福郎氏、室伏哲郎氏、そして本書の黒野十一氏と、
日本でカジノを語れる方々が次々と亡くなってしまう。
ご冥福をお祈りすると共に、早く日本でカジノが解禁されることを願います。
合法的に楽しむなら海外に出かけるしかないわけですが、
費用的になかなか難しいのが実情。
そんなときは、この本を読んで気分を紛らわせます。
海外で思う存分カジノを満喫している著者がうらやましくなる本。
臨場感たっぷりの描写がいいですね。
今はラスベガスが人気ですが、
ヨーロッパカジノのよさに気づかせてくれます。
安藤福郎氏、室伏哲郎氏、そして本書の黒野十一氏と、
日本でカジノを語れる方々が次々と亡くなってしまう。
ご冥福をお祈りすると共に、早く日本でカジノが解禁されることを願います。
2007年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人がみんな行く安全でキレイな観光地とは違って、カジノに何やら怪しい感じがするものです。
西欧はもちろん、通常なら行こうともしない東欧、東南アジアのカジノ体験がいっぱい書いてあります。
そういう意味ではガイドブックやパック旅行では味わえない異国のローカリティーをより際立たせています。
(この本ではあまりラスベガスが描かれていない理由がよく分かりました)
西欧はもちろん、通常なら行こうともしない東欧、東南アジアのカジノ体験がいっぱい書いてあります。
そういう意味ではガイドブックやパック旅行では味わえない異国のローカリティーをより際立たせています。
(この本ではあまりラスベガスが描かれていない理由がよく分かりました)
2003年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界旅行案内書としても実に楽しかった。カジノなんて手の届かないもの、と諦めていたのでせめて読む楽しみ、と思ったところ、手ごたえ十分。面白かった。読み終わって豪華な世界旅行を終えた気分、ギャンブラーになった気分、なれる気分、スリリングで手に汗握る非日常を満喫した。これが普通のサラリーマン氏の著書であることに驚く。