仕組みの分かりにくい風俗を取り上げた点に本書の特色がある。
読み進めていくと、風俗業界も、他の産業と同じなんだ、ということが見えてくる。コスト(女性、店舗、消耗品、広告費など)と売値の関わりが良く分かる。
安定的に存在している業界だからこそ、顧客のニーズから離れない収益構造がある。それをソープランドをはじめとした、いろんな風俗産業の種類で説明してくれる。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
フーゾクの経済学: 欲望産業の原価がわかる本 (ワニのNEW新書 20) 新書 – 2000/4/1
岩永 文夫
(著)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104584103208
- ISBN-13978-4584103203
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 4584103208
- ISBN-13 : 978-4584103203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,160,911位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2002年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年9月18日に日本でレビュー済み
本書は、日本に数ある風俗産業をいくつか取り上げ、それらの仕事
を経済の点から考察したものである。
本書の内容としては、ソープランド、ピンサロ、ホテトル、大人の
パーティー、デートクラブ、ヘルス、性感、イメクラ、男女交際ク
ラブ、SMクラブ、芸者遊び、チョイの間が扱われ、それぞれで勤め
る女性や店長やボーイの平均的な収入、開店資金や維持費、収益
分岐点等といった経済的なテーマを中心に、女性のリクルート方法、
その女性の特徴、時代における需要の変遷など、周辺的なことにつ
いてもふれられている。
世界中を見ても、日本は豊富な種類の風俗産業があることは、しば
しば指摘されていることである。また、日本各地にある遊廓の跡や
赤線などの言葉が示すように、数百年以上も前から根付く日本の
風俗は、日本の文化の少なくとも一部を担っているという言い方も
できるだろう。
しかしながら、風俗が持つイメージや、裏社会にも密接につながった
構図から、お金に限らず、全般に言葉にするのが憚られているのも
事実である。とはいっても、日本経済の少なくない一部を風俗産業
が担っているのは紛れもない事実であるため、本書のような本が、
タブー視されているこの産業の一部を明かしてくれるのは興味深い。
ただ、2000年初版の本であり、いまだに続く平成不況に包まれてい
る現在は、またお金の流れが変わっているだろうという点は考慮し
て読み進める必要があるだろう。
を経済の点から考察したものである。
本書の内容としては、ソープランド、ピンサロ、ホテトル、大人の
パーティー、デートクラブ、ヘルス、性感、イメクラ、男女交際ク
ラブ、SMクラブ、芸者遊び、チョイの間が扱われ、それぞれで勤め
る女性や店長やボーイの平均的な収入、開店資金や維持費、収益
分岐点等といった経済的なテーマを中心に、女性のリクルート方法、
その女性の特徴、時代における需要の変遷など、周辺的なことにつ
いてもふれられている。
世界中を見ても、日本は豊富な種類の風俗産業があることは、しば
しば指摘されていることである。また、日本各地にある遊廓の跡や
赤線などの言葉が示すように、数百年以上も前から根付く日本の
風俗は、日本の文化の少なくとも一部を担っているという言い方も
できるだろう。
しかしながら、風俗が持つイメージや、裏社会にも密接につながった
構図から、お金に限らず、全般に言葉にするのが憚られているのも
事実である。とはいっても、日本経済の少なくない一部を風俗産業
が担っているのは紛れもない事実であるため、本書のような本が、
タブー視されているこの産業の一部を明かしてくれるのは興味深い。
ただ、2000年初版の本であり、いまだに続く平成不況に包まれてい
る現在は、またお金の流れが変わっているだろうという点は考慮し
て読み進める必要があるだろう。
2006年1月22日に日本でレビュー済み
他人には勧められないけど、知りたいフーゾクの秘密。
泡姫の取り分はいくらか、ソープランド、ヘルスの他には
どんなフーゾクがあるのか。
興味津々好奇心旺盛な人には結構知って得する一冊。
私は第4章の旧フーゾクの経済学の「チョイの間」が
なかなか面白かったです。
泡姫の取り分はいくらか、ソープランド、ヘルスの他には
どんなフーゾクがあるのか。
興味津々好奇心旺盛な人には結構知って得する一冊。
私は第4章の旧フーゾクの経済学の「チョイの間」が
なかなか面白かったです。
2002年9月22日に日本でレビュー済み
風俗業界の経済規模が3兆円というのにまず驚きである。
女性によっては、月200万位稼げ、数年で億までいった人もいるとか。
この業界は、形は変われど中身は変わらずで、人間は変わらずということか。
風俗業界を色眼鏡で見ることなく、真面目に経済活動として扱ったこの本にはとても好感が持てる。
女性によっては、月200万位稼げ、数年で億までいった人もいるとか。
この業界は、形は変われど中身は変わらずで、人間は変わらずということか。
風俗業界を色眼鏡で見ることなく、真面目に経済活動として扱ったこの本にはとても好感が持てる。