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発売元 jizaiya
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 1993年刊 法政大学出版局 初版 小口少ヤケ有 カバ付 線引書込み、蔵印蔵名等はございません。
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カンザス・シティ・ジャズ: ビバップの由来 (りぶらりあ選書) 単行本 – 1993/12/1

4.4 5つ星のうち4.4 3個の評価

レスター・ヤング,チャーリー・パーカーらのミュージシャンはもとより,興行関係者や悪徳政治家までを登場させ,1920~40年代のジャズを物語性豊かに描く。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

カンザス・シティ及び南西部においてジャズは新たなスタイルを生み出していった。その経緯を厖大な録音資料と、有名ミュージシャン、興行関係者、政治家、ギャングまでの面談記録をもとに辿る、ジャズの黄金時代の歴史。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 法政大学出版局 (1993/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1993/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 532ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4588021516
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4588021510
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 3個の評価

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ロス・ラッセル
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年10月19日に日本でレビュー済み
発行 1993年12月15日 初版第1刷
原書は1971年に発行

まず著者のロス・ラッセルはインディペンデントレーベルの先駆けダイアルレコードの設立者。
なのでパーカーまわりのことは詳しい。

が、しかしこの本はパーカーまでを重点的に書いている。
なぜなら著者は「バードは生きている」という著作も書いているからだ。

登場人物の半分以上はほとんど知らない。
コルトレーンやロリンスなんかは登場しない。
マイルスでさえ2箇所ぐらいに登場するだけである。

彼らはレコーディングアーティストとして著名になったが、
この書物の登場人物はレコーディングさえしていない幻のピアニストのような存在も出てくる。

1920年代のカンザスシティーを牛耳る政治家ペンダーギャストから話は始まる。
カンザスシティーがそれなりの歓楽街になったのも彼のおかげなのだとか。
当時は禁酒法の時代で悪いこともしているのだろう。
ニューオリンズで生まれシカゴで育ったジャズがカンザスに定着したのだ。
やはり政治が町おこしに大いに関係しているわけだ。

そんでブルースとラグタイムの話に飛ぶ。
ブルースの主役はレッドベリーでラグの主役はスコット・ジョップリン。
まあそんなものだということで読み飛ばす。

カンザスシティー及びアメリカの南西部でのジャズの足跡がたどられる。

そうこうしているうちにブルーデビルスというバンドに知った名前が集結する。
ウォルター・ペイジがリーダー的存在でバスター・スミス、レスター・ヤング、カウント・ベイシーなんかだ。
このあたりで初めてストリングベースが使用されたのだそうだ。それまではベースはチューバ。
ほとんどのミュージシャンは音譜が読めないので読める人がリーダーになるような時代だ。

いろいろごちゃごちゃあって
ベニー・モーテンという比較的マジメなリーダーのもとに
ほとんど初期カウント・ベイシー楽団が終結。モーテンの不慮の死で必然的にベイシー楽団が発足。

毎晩のようにジャムセッションが繰り広げられ、
そのころレスターがホーキンスを倒したりした。
とにかくレスター・ヤングは素晴らしいミュージシャンということで描かれている。
自分もその辺は同感。晩年はアル中に悩まされたようだ。

そうこうしているうちにバードがカンザスに生まれる。
16歳でジャムセッションに参加して苦い思いをしたとか。
その後、特に山篭りをしたわけではなく2〜3ヶ月の合宿でスタイルを築いたのだとか。
若い頃からジャンキーなので徴兵を免除されたりした。
その後バードはニューヨークへ行ってしまうので初期のカンザス期が重点的に描かれている。

ホントに内容が盛りだくさんなので書いているとキリがなくなる。
デッカやコロンビアやパラマウントなどのレコード会社の話も興味をそそられる。
ジャズが創造される一番ホットな時代を切り抜いている。
マイルスみたいな有名人はジャズ文化が成熟した後半の登場人物なのである。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Kansas City Jazzに興味があるならば必読書、Count BasieをはじめさまざまなMusicianの存在感を認識する。一気に読ませる邦訳も素晴らしい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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