ユングの本は、幽霊の話や夢の話、おとぎ話と様々な切り口があり、特にオカルトめいた話が好きでしたが。体系的にいくつもの切り口を教えていただき、改めてこんなに多様な世界を人は背負って生きているのかと感心しました。でも、大学の教科書という制約のせいでしょうか。お化けの話や宗教の話や中国哲学の話が欠けていたような気がします。個人的にはそちらの方もお話を伺いたいものです。
でも読みやすく、短い時間にいろいろあるんですよと視野を広げていただいた気がしています。面白いです。残念ながら、学生ではなく興味本位の読者です。
大場先生のお話は、何年か前に、箱庭の話や夢の話で講演会で伺ったことがあり、話も面白いですが本も面白いと思います。
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