面白い。でも謎は深まるばかり。
木から落ちる水、冒頭の天候の設定に感心。
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謎解き・風の又三郎 (丸善ライブラリー 33) 新書 – 1991/12/1
天沢 退二郎
(著)
近年、再び注目を浴びつつある宮沢賢治の世界。その代表作「風の又三郎」とは一体誰なのか。風とともに現れ去っていった又三郎にまつわる様々な謎は、賢治自身の謎でもある。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社丸善出版
- 発売日1991/12/1
- ISBN-104621050338
- ISBN-13978-4621050330
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
宮沢賢治は「風の又三郎」という題の童話を書いたことはなかった。-物語の創作メモ、作品の第一行から最終行まで、削除箇所や先行作品にも目を配りながら、順を追って検討し、「風の又三郎」にひそむ謎を考察する。
登録情報
- 出版社 : 丸善出版 (1991/12/1)
- 発売日 : 1991/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4621050338
- ISBN-13 : 978-4621050330
- Amazon 売れ筋ランキング: - 547,207位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40,897位新書
- - 88,202位ノンフィクション (本)
- - 127,306位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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2007年12月4日に日本でレビュー済み
著者は詩人・仏文学者・宮沢賢治研究者。
1970年代に『校本宮沢賢治全集』の編纂に携わっており、その経験をもとに書かれたのが本書。
『風の又三郎』には、いくつもの謎がある。タイトル、書かれた順番、高田三郎と又三郎は同一人物かなどなど。本書では、そういう「謎」がひとつずつ解き明かされていく。
賢治の原稿をチェックするという手法が取られている。構想メモをつくったり、かなり書き直したりするタイプの作家だったらしく、それを丹念にチェックしていくことで、賢治の思惑が浮かび上がってくるのである。
ミステリのような読み心地で、かなりの面白さ。
ただ、説得力という点で若干の欠点あり。
1970年代に『校本宮沢賢治全集』の編纂に携わっており、その経験をもとに書かれたのが本書。
『風の又三郎』には、いくつもの謎がある。タイトル、書かれた順番、高田三郎と又三郎は同一人物かなどなど。本書では、そういう「謎」がひとつずつ解き明かされていく。
賢治の原稿をチェックするという手法が取られている。構想メモをつくったり、かなり書き直したりするタイプの作家だったらしく、それを丹念にチェックしていくことで、賢治の思惑が浮かび上がってくるのである。
ミステリのような読み心地で、かなりの面白さ。
ただ、説得力という点で若干の欠点あり。