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政治的ロマン主義 単行本 – 1988/11/1
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日1988/11/1
- ISBN-104622005425
- ISBN-13978-4622005421
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登録情報
- 出版社 : みすず書房 (1988/11/1)
- 発売日 : 1988/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 267ページ
- ISBN-10 : 4622005425
- ISBN-13 : 978-4622005421
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,240,759位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インクによる書き込みが多いのは想定外だった。しかし、考えようによっては、前オーナーによるまとめも参考にならないわけではないので、これでクレームを言わず、そのまま使用することにした。出展者には、書き込みの有無をしっかり告知することを望む。
2022年6月19日に日本でレビュー済み
控えめに言っても、翻訳が非常に読みづらいです。例えば、「ゲーテが政治的事件の騒がしさからオリエントの『族長的空気』のなかにひきこもったとき」という一文を読んで「政治的事件??」「族長的空気??」となるのは私だけでしょうか?ドイツ語の原文でもやはり、このように書いてあるのでしょうか?あまりにも理解不能だったため、英語版を読んだのですが、(上の引用も含めて)きわめて明瞭に書かれていて理解できました。
一方で、野口先生による解説は非常にわかりやすく、読解の参考になりました。
一方で、野口先生による解説は非常にわかりやすく、読解の参考になりました。
2003年1月5日に日本でレビュー済み
いわゆるロマン主義と呼ばれる芸術作品から我々が想像するものは数多ある。
しかしシュミットは言う。そのようなロマン主義の対象のリストを作成したところで、結局のところ馬鹿げたものにしかならないだろう、と。
ロマン主義は啓蒙主義へのアンチとして登場した。この当然すぎる歴史的理解はどうか?シュミットは言う。もしロマン主義が反近代主義であるならば、そうしたムーブメントは30年おきに出現することになるだろう、と。
ではロマン主義の定義は何か。
シュミットはロマン主義的作品を創造する主体のありかたにメスを入れる。
―機会原因論。すべては芸術のための「口実」なのだ。そしてそのような観点から優柔不断な政治的ロマン主義者がより大いなる権威に屈従する過程を抉る。彼が!念!!頭に置くのはボルシェビズム。
怜悧、かつ的確な分析。ロマン主義批判の第一階梯がここにある。
現代に生きる我々はレービットによるシュミット批判「カールシュミットの機会原因論的決断主義」を知っている。何と言う皮肉か。未来社刊「政治神学」と併読されることを強くお勧めする。
しかしシュミットは言う。そのようなロマン主義の対象のリストを作成したところで、結局のところ馬鹿げたものにしかならないだろう、と。
ロマン主義は啓蒙主義へのアンチとして登場した。この当然すぎる歴史的理解はどうか?シュミットは言う。もしロマン主義が反近代主義であるならば、そうしたムーブメントは30年おきに出現することになるだろう、と。
ではロマン主義の定義は何か。
シュミットはロマン主義的作品を創造する主体のありかたにメスを入れる。
―機会原因論。すべては芸術のための「口実」なのだ。そしてそのような観点から優柔不断な政治的ロマン主義者がより大いなる権威に屈従する過程を抉る。彼が!念!!頭に置くのはボルシェビズム。
怜悧、かつ的確な分析。ロマン主義批判の第一階梯がここにある。
現代に生きる我々はレービットによるシュミット批判「カールシュミットの機会原因論的決断主義」を知っている。何と言う皮肉か。未来社刊「政治神学」と併読されることを強くお勧めする。