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イチャモン研究会: 学校と保護者のいい関係づくりへ 単行本 – 2009/9/1
- 本の長さ225ページ
- 言語日本語
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2009/9/1
- ISBN-104623055817
- ISBN-13978-4623055814
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商品の説明
出版社からのコメント
もう一度、相手の想いを想像してみませんか。
学校の保護者対応研究の第一人者・小野田正利氏が、
教育、心理、医療、法律などの分野のプロフェッショナルとともに、
先生と保護者が今一度どう向きあえばいいかについて多角的に伝えます。
[内容紹介]
本書は、年間多数の講演を行うイチャモン研究の第一人者が、
学校と保護者は本来敵対的な関係ではなく、
結び合い、教育の共同的な営みを行う存在である、
という想いのもとでまとめました。
まず現場の状況として、困った保護者が増えてきているのではなく、
保護者との関係や対応に困難を抱える教職員や学校が
急増しているという事実を、最初に確認しています。
その上で、学校と保護者双方の良好で適切な関係を構築するための
多様な対応策を提示しています。
その執筆者として、現場の教職員や研究者といった教育関係者だけでなく、
精神科医、弁護士、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどの多彩なメンバーが参加し、
小野田正利氏のスタンスと本書で融合したことによって、
読者の皆様に複合的な視点をもたらし、それらをもとにして
自分自身の状況を見つめ直すことができるようになっています。
また、執筆陣は共通して、学校と保護者がお互いに対して
すぐに「モンスターペアレント」「ダメ教師」などとレッテル貼りするのではなく、
相手の身になってモノを考えるという想像力を働かせること、
互いの実情を分かり合うように努めることの大切さを挙げています。
このような根本に共通する考え方から、
各専門家から見た学校と保護者の関係づくりのヒントまでが、
たくさん本書には詰まっています。
お互いの間にあるミゾを埋め、双方が当事者意識を持ちながら、
子どもを中心によりよい関係に発展させるための
きっかけをくれる一冊になるのではないでしょうか。
著者について
"学校現場に元気と活力を!"をモットーに、教育現場との交流を積極的に行う。
学校に対する保護者のイチャモンをはじめ、「学校の今とこれから」を
事実に即してわかりやすく取り上げる研究・講演活動を展開している。
講演での大きな想いが込められた丁寧で熱い語り口は、
教職員や教育関係者、保護者にとどまらず、
多くの人々の共感を呼び、明日に向かう力をもたらしている。
About this Title
今何が起きていて、それはどこに向かおうとしているのでしょうか。
相手の身になってモノを考えることのできる想像力を働かせること、
互いの実情を分かり合うということが、誰もができる第一歩でしょう。
(本文より)
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2009/9/1)
- 発売日 : 2009/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 225ページ
- ISBN-10 : 4623055817
- ISBN-13 : 978-4623055814
- Amazon 売れ筋ランキング: - 298,113位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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さまざまなクレームに悩まされる学校現場にとっては、非常にありがたい研究をしていただいているが、この本は総論をまとめただけの感があります。(結局、即効薬は無いのでしょうが、、、)
ネット上には小野田氏の講演録も散らばっており、そちらの方も結構参考になる内容が盛り込まれているので、あわせて読むのもよいと思います。
この本は「学校保護者関係研究会(通称:イチャモン科研)」という名称の研究会の2006年から3年間の成果をまとめたものです。現場の教師・ジャーナリスト・精神科医・弁護士など多彩なメンバーからの報告がまとめられています。
「相手のことを考え」、「どんな苦情でも相手の立場で聞く」姿勢、「相手を推し量る力の育成」が、イチャモン解決には大切だと複数の立場から言われていたのが印象的でした。
現場の教師・医師にとって、イチャモンへの対応能力を養うことは今や必須となってきているようです。「自己流」で対決あるいは屈服する前に、ぜひご一読を。
どうしようもない教師も確かにいるが、
一生懸命子どもを大事にしてくれる先生がいるのも事実。
でもそんないい先生が、親から厳しいことを言われて
辞めていっている現実もあるのだろう。
先生が一人で抱え込まずに、親や同僚やカウンセラーと
一緒に子どものことを考えられる雰囲気になると、先生も救われるのではないか。
ほんのちょっとのお節介と勇気があれば、
子どもだけじゃなく先生にとっても幸せな環境が作れると思う。