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日本文学の見取り図:宮崎駿から古事記まで (シリーズ・世界の文学をひらく 5) 単行本(ソフトカバー) – 2022/2/11
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日本文学を学ぶ上で重要なテーマや課題「メディア」「資本主義」「ジェンダー」「神話と正史」などを取り上げ、また厳選した75の作家・作品を現代から古代の順に配列し、最新の知見に基づきわかりやすく解説する。
本書を通読すると、断片的に見える日本文学に関する情報が有機的に結びつき、全体像が把握できる。学部生、大学院生、文学愛好家を対象に、いまを軸に日本文学を捉え、世界へひらくための地図・見取り図を提供する新しい一冊。
【目次】
はじめに
序──日本文学をひらくために
第I部 日本文学の今を知る──テーマ・話題
一 超時代編
1 メディア──古典:日本古典文学を伝えたメディア
2 メディア──近現代:「作家」という職業
3 異界──古典
4 異界──近現代
5 ジェンダー──古典
6 ジェンダー──近現代:村上春樹「納屋を焼く」と男性性の不協和音
7 戦争──古典
8 戦争──近現代
9 政治と文学──古典:文章経国思想
10 政治と文学──近現代:立身出世
11 旅──古典(古代・中世)
12 旅──古典(近世)
13 旅──近現代:風景/観光
二 古典編
1 神話と正史
2 和歌
3 勅撰和歌集の思想
4 物語
5 日記
6 注釈
7 仏教
8 説話
9 芸能
10 絵画(絵巻・絵本)
11 国学
三 近現代編
1 恋愛
2 資本主義
3 子ども
4 病
5 精神分析/家族
6 日本語
7 探偵小説
8 文芸批評
9 社会と文学
10 占領下・検閲
第II部 日本文学史を彩る(作った)名作・作家たち
一 現 代
1 宮崎 駿
2 村上春樹
3 大江健三郎
4 川上未映子
5 吉本ばなな
6 目取真 俊
7 多和田葉子
8 川上弘美
9 松浦理英子
10 笙野頼子
11 リービ英雄
12 津島佑子
13 中上健次
14 石牟礼道子
15 松本清張
二 近 代
16 三島由紀夫
17 織田作之助
18 太宰 治
19 坂口安吾
20 小林多喜二
21 梶井基次郎
22 川端康成
23 宮沢賢治
24 吉屋信子
25 江戸川乱歩
26 芥川龍之介
27 石川啄木
28 岡本かの子
29 谷崎潤一郎
30 萩原朔太郎
31 志賀直哉
32 有島武郎
33 与謝野晶子
34 柳田國男
35 泉 鏡花
36 島崎藤村
37 田山花袋
38 樋口一葉
39 尾崎紅葉
40 徳冨蘆花
41 幸田露伴
42 夏目漱石
43 正岡子規
44 二葉亭四迷
45 森 鴎*外
三 近 世
46 『南総里見八犬伝』
47 『東海道四谷怪談』
48 菅 茶山──江戸漢詩
49 『雨月物語』
50 『曾根崎心中』
51 『奥の細道』
52 『好色一代男』
四 中 世
53 『新撰菟玖波集』
54 『風姿花伝』
55 五山文学
56 『徒然草』
57 『平家物語』
58 『小倉百人一首』
59 『新古今和歌集』
60 『今昔物語集』
61 『俊頼髄脳』
五 古代後期
62 『栄花物語』『大鏡』
63 『本朝文粋』
64 『源氏物語』
65 『和漢朗詠集』
66 『枕草子』
67 『土左日記』
68 『伊勢物語』
69 『古今和歌集』
70 『竹取物語』
71 『菅家文草』『菅家後集』
72 勅撰三集
六 古代前期
73 『万葉集』
74 『日本書紀』
75 『古事記』
人名・作品名索引
本書を通読すると、断片的に見える日本文学に関する情報が有機的に結びつき、全体像が把握できる。学部生、大学院生、文学愛好家を対象に、いまを軸に日本文学を捉え、世界へひらくための地図・見取り図を提供する新しい一冊。
【目次】
はじめに
序──日本文学をひらくために
第I部 日本文学の今を知る──テーマ・話題
一 超時代編
1 メディア──古典:日本古典文学を伝えたメディア
2 メディア──近現代:「作家」という職業
3 異界──古典
4 異界──近現代
5 ジェンダー──古典
6 ジェンダー──近現代:村上春樹「納屋を焼く」と男性性の不協和音
7 戦争──古典
8 戦争──近現代
9 政治と文学──古典:文章経国思想
10 政治と文学──近現代:立身出世
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1 神話と正史
2 和歌
3 勅撰和歌集の思想
4 物語
5 日記
6 注釈
7 仏教
8 説話
9 芸能
10 絵画(絵巻・絵本)
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三 近現代編
1 恋愛
2 資本主義
3 子ども
4 病
5 精神分析/家族
6 日本語
7 探偵小説
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9 社会と文学
10 占領下・検閲
第II部 日本文学史を彩る(作った)名作・作家たち
一 現 代
1 宮崎 駿
2 村上春樹
3 大江健三郎
4 川上未映子
5 吉本ばなな
6 目取真 俊
7 多和田葉子
8 川上弘美
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11 リービ英雄
12 津島佑子
13 中上健次
14 石牟礼道子
15 松本清張
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16 三島由紀夫
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19 坂口安吾
20 小林多喜二
21 梶井基次郎
22 川端康成
23 宮沢賢治
24 吉屋信子
25 江戸川乱歩
26 芥川龍之介
27 石川啄木
28 岡本かの子
29 谷崎潤一郎
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39 尾崎紅葉
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51 『奥の細道』
52 『好色一代男』
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71 『菅家文草』『菅家後集』
72 勅撰三集
六 古代前期
73 『万葉集』
74 『日本書紀』
75 『古事記』
人名・作品名索引
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2022/2/11
- 寸法18.3 x 1.5 x 25.7 cm
- ISBN-104623092844
- ISBN-13978-4623092840
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商品の説明
著者について
《編著者紹介》*本情報は刊行時のものです
千葉一幹(ちば・かずみき/1961年生まれ)
大東文化大学文学部教授,文芸評論家
「文学の位置──森鷗外試論」(群像新人文学賞,1995年)
『宮沢賢治──すべてのさひはひをかけてねがふ』(島田謹二記念学藝賞受賞,ミネルヴァ書房,2015年)
『コンテクストの読み方──コロナ時代の人文学』(NTT出版,2021年)
『現代文学は「震災の傷」を癒やせるか──3・11の衝撃とメランコリー』(ミネルヴァ書房,2019年)
『『銀河鉄道の夜』──しあわせさがし』(みすず書房,2005年)
西川貴子(にしかわ・あつこ/1974年生まれ)
同志社大学文学部教授
『建築の近代文学誌──外地と内地の西洋表象』(共編著,アジア遊学226号,勉誠出版,2018年)
「〈境界〉に挑む者たち──幸田露伴「魔法修行者」論」(小松和彦編著『進化する妖怪文化研究』せりか書房,2017年)
「「嘘」か「実」か──『文芸春秋』懸賞実話と橘外男「酒場ルーレット紛擾記」」(『日本文学』第62号第11号,2013年)
「〈言〉をめぐる物語──幸田露伴「平将門」論」(『藝文研究』第109号第1号,2015年)
“SPATIAL TRANSFORMATIONS IN IZUMI KYOKA'S A MAP OF SHIROGANE", COGITO, Vol. IV No. 1, Journal of “Dimitrie Cantemir" Christian University, 2012.
松田 浩(まつだ・ひろし/1972年生まれ)
フェリス女学院大学文学部教授
『古典文学の常識を疑う』(共編著,勉誠出版,2017年)
『古典文学の常識を疑うII──縦・横・斜めから書きかえる文学史』(共編著,勉誠出版,2019年)
『和歌・短歌のすすめ──撰百人一首』(分担執筆,島村輝・谷知子編,花鳥社,2021年)
「『古事記』における「言向」の論理と思想」(『上代文学』第123号,2019年)
「歴史叙述の中の大物主神──三輪の酒と『記』『紀』の論理と」(『古代文学』第58号,2018年)
「御肇国天皇と男女の調──『日本書紀』の読みの基底を考える」(『日本文学』第67巻1号,2018年)
「梅花の宴歌群「員外」の歌──大伴旅人の〈書簡〉の中で読む」(『文学』第16巻3号,岩波書店,2015年)
中丸貴史(なかまる・たかふみ/1979年生まれ)
防衛大学校人文社会科学群准教授
『『後二条師通記』論──平安朝〈古記録〉というテクスト』(和泉書院,2019年)
『時範記逸文集成』(共編著,岩田書院,2018年)
「病の起源とその願望──遣新羅使・和泉式部・藤原師通を語るテクスト生成」(『物語研究』第21号,2021年)
「『土左日記』の筆談──初期仮名テクストの生成」(『防衛大学校紀要(人文科学分冊)』第118輯,2019年)
「『御堂関白記』における藤原彰子」(桜井宏徳・中西智子・福家俊幸編『藤原彰子の文化圏と文学世界』武蔵野書院,2018年)
千葉一幹(ちば・かずみき/1961年生まれ)
大東文化大学文学部教授,文芸評論家
「文学の位置──森鷗外試論」(群像新人文学賞,1995年)
『宮沢賢治──すべてのさひはひをかけてねがふ』(島田謹二記念学藝賞受賞,ミネルヴァ書房,2015年)
『コンテクストの読み方──コロナ時代の人文学』(NTT出版,2021年)
『現代文学は「震災の傷」を癒やせるか──3・11の衝撃とメランコリー』(ミネルヴァ書房,2019年)
『『銀河鉄道の夜』──しあわせさがし』(みすず書房,2005年)
西川貴子(にしかわ・あつこ/1974年生まれ)
同志社大学文学部教授
『建築の近代文学誌──外地と内地の西洋表象』(共編著,アジア遊学226号,勉誠出版,2018年)
「〈境界〉に挑む者たち──幸田露伴「魔法修行者」論」(小松和彦編著『進化する妖怪文化研究』せりか書房,2017年)
「「嘘」か「実」か──『文芸春秋』懸賞実話と橘外男「酒場ルーレット紛擾記」」(『日本文学』第62号第11号,2013年)
「〈言〉をめぐる物語──幸田露伴「平将門」論」(『藝文研究』第109号第1号,2015年)
“SPATIAL TRANSFORMATIONS IN IZUMI KYOKA'S A MAP OF SHIROGANE", COGITO, Vol. IV No. 1, Journal of “Dimitrie Cantemir" Christian University, 2012.
松田 浩(まつだ・ひろし/1972年生まれ)
フェリス女学院大学文学部教授
『古典文学の常識を疑う』(共編著,勉誠出版,2017年)
『古典文学の常識を疑うII──縦・横・斜めから書きかえる文学史』(共編著,勉誠出版,2019年)
『和歌・短歌のすすめ──撰百人一首』(分担執筆,島村輝・谷知子編,花鳥社,2021年)
「『古事記』における「言向」の論理と思想」(『上代文学』第123号,2019年)
「歴史叙述の中の大物主神──三輪の酒と『記』『紀』の論理と」(『古代文学』第58号,2018年)
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「梅花の宴歌群「員外」の歌──大伴旅人の〈書簡〉の中で読む」(『文学』第16巻3号,岩波書店,2015年)
中丸貴史(なかまる・たかふみ/1979年生まれ)
防衛大学校人文社会科学群准教授
『『後二条師通記』論──平安朝〈古記録〉というテクスト』(和泉書院,2019年)
『時範記逸文集成』(共編著,岩田書院,2018年)
「病の起源とその願望──遣新羅使・和泉式部・藤原師通を語るテクスト生成」(『物語研究』第21号,2021年)
「『土左日記』の筆談──初期仮名テクストの生成」(『防衛大学校紀要(人文科学分冊)』第118輯,2019年)
「『御堂関白記』における藤原彰子」(桜井宏徳・中西智子・福家俊幸編『藤原彰子の文化圏と文学世界』武蔵野書院,2018年)
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2022/2/11)
- 発売日 : 2022/2/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 266ページ
- ISBN-10 : 4623092844
- ISBN-13 : 978-4623092840
- 寸法 : 18.3 x 1.5 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 298,162位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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