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十七世紀のオランダ人が見た日本 単行本 – 2010/7/1

4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

オランダ商館長から冒険家まで--彼らが見た<日本>の姿とは?
豊富な図版とともに、京都・国際日本文化研究センター気鋭の研究者が
わかりやすく説き明かします!
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商品の説明

出版社からのコメント

ヨーロッパ諸国のなかで、唯一鎖国下の日本と交易を許されたオランダ。
貿易で黄金時代を築いたオランダ人がヨーロッパに伝えた「日本情報」とは
どのようなものだったのか?

リンスホーテン『東方案内記』をはじめとする旅行記や、東インド会社関係文書など、
これまで明らかにされてこなかったオランダ人による日本記述をつぶさに紹介し、
当時の日本観がどのように形成されてきたのかを明らかにする。

著者について

クレインス フレデリック(CRYNS, Frederik)

1970年 ベルギー生まれ。
2003年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士号取得(人間・環境学)。
現在、国際日本文化研究センター准教授。
主な専門は、近世日欧交流史・科学史。著書に『江戸時代における機械論的身体観の受容』(臨川書店2006)、
『杏雨書屋洋書目録』(共著、武田科学振興財団2006)、『オランダ語の基礎』(共著、白水社2004)、
『低地諸国の言語事情』(共著、大学書林2002)など

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 臨川書店 (2010/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 249ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 465304046X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4653040460
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

著者について

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フレデリック・クレインス
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カスタマーレビュー

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5つのうち4.1つ
6グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それなりに新しい知見があり、面白い。しかしずっと目次を読まされているようだった。扱っている資料や文書を著者が要約してあるのでわかりやすいが、資料や文書そのもの自体をもっと載せてもらいたい。そうしないと要約に著者の独断が入り込んでいるかどうかの見分けがつきにくい。大学生のレポートのようだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
年代を追って日本に関わった人物を紹介しつつ歴史の流れを解き明かす。わかりやすく面白い。
2018年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フロイスの「日本史」やケンパーの「日本訪問」をかって読んだことがあり、その間の日本訪問の記録は主にオランダにあると思っていた。幸いにも著者のおかげで一部ではあるが私の疑問を解明してくれたのはありがたかった。徳川初期の歴史、特に外国人が見た日本の歴史は我々日本人が気にしていないところをよく観察しており、参考になる。またその膨大な資料の中から、なぜイギリスが日本との貿易をあきらめたのか、彼らのそれまでの海賊行為が一因であったことや、ポルトガル商人よりも中国との密輸貿易経験の薄いオランダ商人が最初はポルトガル船への海賊行為で商品略奪したものを日本へもってきていたことなども興味深い。宣教師フロイスや科学者ケンパーの日本観察は限界があるが、著者が紹介してくれた東インド会社の商社マンたちの日本観察記は幅が広いだけに更に参考になる。ただ気になるのは、フロイスやケンパーと共通して日本人の残虐性が特色として挙げられているのは、頭が痛いところである。さらに十七世紀に既に福祉社会を築き始めていたオランダ人には当時の日本人がしていた弱者への非道な取り扱いは今の日本人にも心当たりがするのではないかと考えることもあった。それにしても十六世紀、十七世紀、十八世紀の西欧の一部の知識人に鎖国時代の日本ががこのような形で紹介されていたことは大変興味深い。ボルテールが長い間ケンパーの日本訪問録の出版を待ちわびた状況がなんだかわかったような気がする本であったことに感謝する。オランダ人は干拓、農業開発で産業革命前の西欧で先端を走っていたが、そのきっかけのひとつが牛や馬につける中国式の「鋤」であったことがケンブリッジ大学のジョセフニーダム教授の研究でわかっている。出島からの日本の輸出品の中に、この「鋤」が入っていたかどうかがわかれば、もし入っていたとしたら、欧州の農業革命の発端となった「鋤」が日本から輸出されたことになり歴史的な発見になる。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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