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ヘ-ゲル・未完の弁証法: 「意識の経験の学」としての『精神現象学』の批判的研究 (早稲田大学学術叢書 21) 単行本 – 2012/4/1

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早稲田大学出版部 (2012/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 681ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4657127012
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4657127013
  • 寸法 ‏ : ‎ 16 x 4.1 x 21.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年12月30日に日本でレビュー済み
    この著書の問題提起

    この著書はデカルトから始まる近代哲学の認識論、認識(思想)と対象(存在)を媒介させる原理を発見して、二元論を克服することができる普遍的対象を普遍的対象を認識する方法論を提唱することだ。現代哲学は不可知論(普遍的対象は存在しない)、相対主義(人の主観的認識はそれぞれである)という考え方が主流となっていて、哲学史がこれまで取り組んできた普遍的な真理を愛すること、認識と対象の二元論を克服することが置き去りになっていることを黒崎氏は批判している。黒崎氏は、この著書の中で、ヘーゲル哲学から現代哲学の課題を克服するための方法論を提唱いている。

    黒崎の主張とその意義について

    黒崎氏は、現代哲学の課題である不可知論や相対主義を打開するため、ヘーゲル『精神現象学』の「緒論」に触れられている「意識の経験の学」を読むことを提唱する。

    ヘーゲルは意識の働きについて、「対象と事故を関係づける行為」つまり対象のことを知ることが認識(思想)と対象(存在)を一致させることである。だが、対象は自分の意識から区別された意識の外側にある真理を別にあると考えている。

    意識は、対象は対象は自分から区別された意識の外側にある存在出ると同時に客観的対象と主観的自己意識を一致させようとする矛盾した働きがある。

    人間は自己矛盾する意識の働きを無限に繰り返すことでより高度の統一を目指すことができる存在である。黒崎氏は、この意識の働きこそが、認識と対象、思考と存在、個別と普遍といった二元論を乗り越えることができる原理、弁証法という方法論であると考える。

    ヘーゲル哲学の課題とその克服方法

    だが、黒崎氏は、『精神現象学』の「緒論」の「意識の経験の学」だけでは完全なる二元論が克服できないという。

    「意識の経験」における意思は「対象=自己」であると同時に実践的に鍛えられるまでに達する絶対的な自己によって、意識は対象を即に捉える思考と存在との同一が達成される。しかし意識の経験学は意識を超えたところに自己の根拠を見いだすヘーゲルは「思想」を「精神」へと展開し、思想に実在性を与えた。すなわち、「精神」は諸個人の意識の共同性または共同的な自己意識(人類共通の自己意識)を見いだしてしまい、意識内で二元論を克服できなかったことを黒崎氏は批判している。

    もう一つは黒崎は、ヘーゲルの労働という概念について批判をしている。

    黒崎は「労働」は本来、人間(認識)と自然(対象)を媒介することができる概念であると同時に自己と他者を媒介することができる概念であり、自己と他者を媒介することで理性的な社会を形成する契機であると考えている。

    ヘーゲルは、人間と自然を媒介にして実践的な社会活動としての「労働」として考えず、自己の労働と他者の労働同士の共同主観性の形成という「労働」の問題と見なし、「思考」の前提として「揚棄」するただ前提とされた精神を自覚する運動になった。その結果、思考と存在の同一性を達成できず、二元論の克服するという「意識の経験の学」が未完のままになっていることを指摘している。

    黒崎は、『ヘーゲルの見失った自然的存在としての人間(人間的自然)を主体とした回復したこと、言い換えれば「労働する存在」として自己を疎外して自己の本質を自己に対立的に対象化していく人間の活動とその理論を現代社会の原理すること』(p542)でヘーゲルの「意識の経験の学」の課題を克服できるという。それは、労働を通した人間と自然を媒介にする「労働」を通して自然に沿う働き方をすることが、自己と他者を媒介にする「労働」を通して理性的な社会を形成することこそが、思考と存在の同一性を達成できる方法論であると同時にヘーゲルの未完の「意識の経験の学」を課題を克服できると考えている。

    私の総評
    私の総論としてはこの本は社会認識論における認識と対象の同一性を克服できる思想の方法論として意義を感じるが難解で読むことに多くの時間と労力を費やし、その方法論にも課題がある。
    まず一つ目の課題として、「意識の無限の働き」が実際の人間がどのように思考しているかが想像つかない者や「思想と存在」を同一化することに意義を感じない相対的な見方をしている者にとっては価値を見いだすことが難しいのも現実である。
    もう一つの課題は「労働」は本来、人間(認識)と自然(対象)を媒介することができる概念に古さを感じることである。
    人と人を繋げる福祉的なサービス業や芸能などといった労働は果たして、自己と他者を媒介にする「労働」を通して理性的な社会を形成できるのか、思考と存在の同一性を達成できる方法なのかは読んでいてモヤモヤした。

    ただその課題を置いても、認識と対象の同一性を克服するために重要な方法論である。
    私は、黒崎氏の『人間は自己矛盾する意識の働きを無限に繰り返すことでより高度の統一を目指すことができる存在である。』という考え方に興味をもった。

    学問において、労働という概念で考えると、観察する自己と研究の対象があり、それの対象に触れることや過去の研究実績をサーベイすること、それを一つの体系として新たに叙述することで、普遍的なものの見方を提示することができる。

    多様性の時代やポスト真実といわれる感情ベースの議論があふれる社会の中で、こうした「意識の無限の働き」が今現在のアカデミックのスキルとして必要なことであるとこの黒崎氏の著書の中で自分の中で一番の学びである。それは哲学だけでなく、ありとあらゆる学問および人間の思考する活動において、一度読んでおいて損は無い、意識の働きを見直す契機になるだろうと期待している。
    これは理性的社会を目指すために、ありとあらゆる困難な課題を取り組む上で必要なことは対象をより普遍的に認識をすることである。対象を認識するためには、自己意識を無限に働かせることである。そうすることで思想と存在を同一させる認識を鍛えることができる理性的な人間をあり方とその方法論を提唱した研究成果の意義は大いに評価できるし、一読する価値ある。

    また現代哲学や認識論は、エビデンス主義によって根拠が必要となるがエビデンスが一人歩きしてしまいその結果として恣意的なエビデンスによって普遍性が歪められたり、経験主義な方法論は個別性に終始してしまい対象を普遍化することが難したり、相対主義を陥りがちなっているなど課題が多い。
    哲学の方法論は物語を使わず、対象をいかに普遍化していく思考の原理を見いだすことにある。対象を普遍化していくためには自己意識の無限の働きの重要性が鍵である。自己意識の無限の働きの重要性は、ヘーゲル哲学や黒崎の『ヘーゲル・未完の弁証法―「意識の経験の学」としての『精神現象学』の批判的研究』の中で再確認できるだろう。
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