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フランス人とは何か――国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス 単行本 – 2019/6/20
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国籍とは何か?
――境界をめぐるポリティクス、国籍法の近現代史
生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、
〝危機の時代〟におけるユダヤ人の国籍剝奪、
女性・植民地出身者に対する差別や不平等について緻密に検証。
膨大な史料を渉猟し、フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、
平等・包摂の現代にいたる道程を実証的見地から描き出した圧巻の書。
フランソワ・フュレ賞(2002年)など受賞の栄に輝く労作!
《目次抄》
序 論
I 近代国籍法の構築
1 アンシアン・レジームから民法典へ――フランス人の二つの革命
2 生地主義はいかにして導入されたか(一八〇三-一八八九年)
3 国民への援軍としての帰化(一八八九-一九四〇年)
II フランス国籍のエスニック危機
4 ヴィシー―国籍政策におけるレイシズム
5 容易でなかった共和国的法制への復帰
6 フランス国籍のアルジェリア危機
第II部の結論
III 比較と実際運用における国籍
7 生地主義 対 血統主義――フランスとドイツの法律を対比させることの誤り
8 差別されたフランス人たち
9 どのようにフランス人になり、フランス人であり続けるのか
――実際の運用におけるフランス国籍
全体の結論
訳者解題
【メディア紹介情報】
書評・毎日新聞10月20日「今週の本棚」(評者・鹿島茂氏「差別に対する相次ぐ勝利の歴史」)
書評・ふらんす・11月号(評者・松井裕史氏「ラグビーワールドカップを機に考える」)
書評・週刊東洋経済2019年12月14日号(評者・渡邊啓貴氏「政治で揺れる国籍付与・現代日本への含意が豊富」)
19年下半期読書アンケート・図書新聞・2019年12月21日号(澤田直氏)
紹介・朝日新聞2019年12月15日「日曜に想う」(編集委員・大野博人氏「国民になる人かも、と考えると」)
紹介・論座2020年1月7日「国民になるかもしれない人としての外国人・国籍についての仏専門家 パトリック・ヴェイユ氏に聞く」(大野博人・朝日新聞編集委員)
◆著者紹介
パトリック・ヴェイユ(Patrick Weil)
1956年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第 1 大学]20世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年) 委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会(スタジ委員会)委員(2003年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年) などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年) などを受賞し、英語版も刊行されている。本書の他、La France et ses étrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 à nos jours (Calmann-Lévy, 1991), Le sens de la République, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015) などの著書がある。
◆訳者紹介
宮島 喬(みやじま・たかし)(お茶の水女子大学名誉教授)・大嶋 厚(おおしま・あつし)(翻訳者。前パリ日本文化会館副館長)
中力えり(ちゅうりき・えり)(和光大学現代人間学部教授)・村上一基(むらかみ・かずき)(東洋大学社会学部講師)
――境界をめぐるポリティクス、国籍法の近現代史
生地主義、血統主義、帰化の意味を跡づけ、
〝危機の時代〟におけるユダヤ人の国籍剝奪、
女性・植民地出身者に対する差別や不平等について緻密に検証。
膨大な史料を渉猟し、フランス革命以降の国民/外国人の境界線のゆらぎ、
平等・包摂の現代にいたる道程を実証的見地から描き出した圧巻の書。
フランソワ・フュレ賞(2002年)など受賞の栄に輝く労作!
《目次抄》
序 論
I 近代国籍法の構築
1 アンシアン・レジームから民法典へ――フランス人の二つの革命
2 生地主義はいかにして導入されたか(一八〇三-一八八九年)
3 国民への援軍としての帰化(一八八九-一九四〇年)
II フランス国籍のエスニック危機
4 ヴィシー―国籍政策におけるレイシズム
5 容易でなかった共和国的法制への復帰
6 フランス国籍のアルジェリア危機
第II部の結論
III 比較と実際運用における国籍
7 生地主義 対 血統主義――フランスとドイツの法律を対比させることの誤り
8 差別されたフランス人たち
9 どのようにフランス人になり、フランス人であり続けるのか
――実際の運用におけるフランス国籍
全体の結論
訳者解題
【メディア紹介情報】
書評・毎日新聞10月20日「今週の本棚」(評者・鹿島茂氏「差別に対する相次ぐ勝利の歴史」)
書評・ふらんす・11月号(評者・松井裕史氏「ラグビーワールドカップを機に考える」)
書評・週刊東洋経済2019年12月14日号(評者・渡邊啓貴氏「政治で揺れる国籍付与・現代日本への含意が豊富」)
19年下半期読書アンケート・図書新聞・2019年12月21日号(澤田直氏)
紹介・朝日新聞2019年12月15日「日曜に想う」(編集委員・大野博人氏「国民になる人かも、と考えると」)
紹介・論座2020年1月7日「国民になるかもしれない人としての外国人・国籍についての仏専門家 パトリック・ヴェイユ氏に聞く」(大野博人・朝日新聞編集委員)
◆著者紹介
パトリック・ヴェイユ(Patrick Weil)
1956年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第 1 大学]20世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年) 委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会(スタジ委員会)委員(2003年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年) などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年) などを受賞し、英語版も刊行されている。本書の他、La France et ses étrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 à nos jours (Calmann-Lévy, 1991), Le sens de la République, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015) などの著書がある。
◆訳者紹介
宮島 喬(みやじま・たかし)(お茶の水女子大学名誉教授)・大嶋 厚(おおしま・あつし)(翻訳者。前パリ日本文化会館副館長)
中力えり(ちゅうりき・えり)(和光大学現代人間学部教授)・村上一基(むらかみ・かずき)(東洋大学社会学部講師)
- 本の長さ567ページ
- 言語日本語
- 出版社明石書店
- 発売日2019/6/20
- 寸法13.5 x 3.7 x 19.6 cm
- ISBN-10475034799X
- ISBN-13978-4750347998
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商品の説明
著者について
◆著者紹介
パトリック・ヴェイユ(Patrick Weil)
1956 年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第 1 大学]20 世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年) 委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会(スタジ委員会) 委員( 2003 年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年) などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年) などを受賞し、英語版も刊行されている。本書の他、La France et ses étrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 à nos jours (Calmann-Lévy, 1991), Le sens de la République, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015) などの著書がある。
◆訳者紹介
宮島 喬(みやじま・たかし)
お茶の水女子大学名誉教授
大嶋 厚(おおしま・あつし)
翻訳者。前パリ日本文化会館副館長
中力えり(ちゅうりき・えり)
和光大学現代人間学部教授
村上一基(むらかみ・かずき)
東洋大学社会学部講師
パトリック・ヴェイユ(Patrick Weil)
1956 年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS)研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第 1 大学]20 世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年) 委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会(スタジ委員会) 委員( 2003 年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年) などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年) などを受賞し、英語版も刊行されている。本書の他、La France et ses étrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 à nos jours (Calmann-Lévy, 1991), Le sens de la République, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015) などの著書がある。
◆訳者紹介
宮島 喬(みやじま・たかし)
お茶の水女子大学名誉教授
大嶋 厚(おおしま・あつし)
翻訳者。前パリ日本文化会館副館長
中力えり(ちゅうりき・えり)
和光大学現代人間学部教授
村上一基(むらかみ・かずき)
東洋大学社会学部講師
登録情報
- 出版社 : 明石書店 (2019/6/20)
- 発売日 : 2019/6/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 567ページ
- ISBN-10 : 475034799X
- ISBN-13 : 978-4750347998
- 寸法 : 13.5 x 3.7 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,855位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
カスタマーレビュー
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