とにかく大作でした。すごいページ数です。500ページを超えていたと思います。
国民党が台湾に逃れてから、一党独裁体制を構築する過程を詳細に描いています。
しかも、さまざまな文献を元に一本のストーリーに仕上げて、我々の目の前に展開してくれています。
よみごたえ十分でした。
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台湾における一党独裁体制の成立 ペーパーバック – 2006/12/2
松田康博
(著)
蒋介石の国民党はなぜ台湾で復活できたのか?
▼国共内戦に破れ、台湾に撤退した国民党は、なぜ台湾で強固な独裁体制をもって復活することができたのか。蒋介石による領袖独裁型統治の確立のための政治戦略を中心に詳細に分析した、スリリングかつ画期的な論考。
▼数多い現地での資料収集とインタビューの成果を盛りこんだ、現代台湾政治史研究に新しい地平を切り開く一冊。
▼国共内戦に破れ、台湾に撤退した国民党は、なぜ台湾で強固な独裁体制をもって復活することができたのか。蒋介石による領袖独裁型統治の確立のための政治戦略を中心に詳細に分析した、スリリングかつ画期的な論考。
▼数多い現地での資料収集とインタビューの成果を盛りこんだ、現代台湾政治史研究に新しい地平を切り開く一冊。
- 本の長さ524ページ
- 言語日本語
- 出版社慶應義塾大学出版会
- 発売日2006/12/2
- ISBN-104766413261
- ISBN-13978-4766413267
登録情報
- 出版社 : 慶應義塾大学出版会 (2006/12/2)
- 発売日 : 2006/12/2
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 524ページ
- ISBN-10 : 4766413261
- ISBN-13 : 978-4766413267
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,146,990位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月13日に日本でレビュー済み
半世紀前の国民党関係者(の生き残り)にひたすらインタビューを繰り返し、様々な文献資料とも併用することで、第二次大戦から1950年あたりの台湾政治史を詳述した大著。
ただし、本書の焦点は国民党政府内部に向けられている。仕方ないと言えば仕方ないのだが、あまり228事件やその後の弾圧を受けた台湾社会の目からは少し離れている気もする。本書はあえて、中国人として台湾にやってきた外省人の目や記憶をベースとしつつも、その真意を検証しつつ出来るだけ客観的に記述使用とした点に特徴がある。
その意味で、本書はあくまで学術的な専門書として高い評価(アジ研の途上国奨励賞を受賞)を得た。初心者向けではないし、院生あたりが読むにしても相当大変だろう。だが、1940年代の中国や台湾の歴史および政治を勉強するつもりなら、必見の書だと言えよう。
ただし、本書の焦点は国民党政府内部に向けられている。仕方ないと言えば仕方ないのだが、あまり228事件やその後の弾圧を受けた台湾社会の目からは少し離れている気もする。本書はあえて、中国人として台湾にやってきた外省人の目や記憶をベースとしつつも、その真意を検証しつつ出来るだけ客観的に記述使用とした点に特徴がある。
その意味で、本書はあくまで学術的な専門書として高い評価(アジ研の途上国奨励賞を受賞)を得た。初心者向けではないし、院生あたりが読むにしても相当大変だろう。だが、1940年代の中国や台湾の歴史および政治を勉強するつもりなら、必見の書だと言えよう。