必要な章をコピーして読むにはいいが購入する本ではない。
全体として研究書としての質は低い。
「ハーフ」についての研究の土台を提供することを謳っているが、
間接的に触れている分野(国際結婚など)の先行研究に触れていない。
日本国内における先行研究への目配りも十分に行われているとは言いがたい。
この分野では用語をめぐる議論が重要だが、それもきちんと行われていない。
章によっては引用文献として有益なものもあるが、全体としてみたとき探求が「雑」である。
よって、図書館で必要な章をコピーすればいい程度で、購入するに値する本ではない。
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〈ハーフ〉とは誰か: 人種混淆・メディア表象・交渉実践 単行本 – 2014/2/16
岩渕 功一
(著, 編集)
日本で〈ハーフ〉はどのような存在なのだろうか。戦前から戦後に〈ハーフ〉がたどった歴史、映画・雑誌・マンガでの描かれ方、当事者たちへのインタビュー、といった素材や視点から、〈ハーフ〉が直面する差別の構造やカテゴリー化の文化政治を明らかにする。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社青弓社
- 発売日2014/2/16
- 寸法14.8 x 2 x 21 cm
- ISBN-104787233718
- ISBN-13978-4787233714
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商品の説明
著者について
モナッシュ大学教授、モナッシュ・アジア研究所所長。専攻はメディア文化研究、文化グローバリゼーション研究。著書に『文化の対話力』(日本経済新聞出版社)、『トランスナショナル・ジャパン』(岩波書店)、Recentering Globalization (Duke University Press)、編著に『越える文化、交錯する境界』(山川出版社)、『多文化社会の〈文化〉を問う』(青弓社)など。
登録情報
- 出版社 : 青弓社 (2014/2/16)
- 発売日 : 2014/2/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4787233718
- ISBN-13 : 978-4787233714
- 寸法 : 14.8 x 2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,169,976位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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