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日本進化論 (SB新書) 新書 – 2019/1/8
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注目の2人による今後日本に必要な発想とは
みなさんは、「平成」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
「バブル崩壊」「失われた20年」「二流国への転落」……。
決してポジティブとはいえないイメージを抱いている方も少なくないでしょう。
その認識は、本当に正しいのでしょうか。
たしかに、平成の間に失われたものや、反省すべき点はたくさんあります。
しかし、そこに囚われるあまり、現在の日本が抱えている問題の本質や、
その解決の糸口が意外なところに潜んでいることに、多くの人は気付いていないのではないでしょうか。
たとえば最近、「ベーシックインカム」についての議論をよく目にします。
「そんな財源はない」「あくまでも理想論であって、夢物語だ」といった反論をする人もいます。
しかし実は、現在の日本の一部の地域では、「ベーシックインカム」と同様の状況が、既に生まれているのです。
平成の次の時代を、我々はどう生きていくべきなのか。
今の日本が抱えている課題と、この先の未来に向けての解決策を、
その分野のプロフェッショナルの方の力も借りながら、考えてみました。
(「はじめに」より一部抜粋)
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社SBクリエイティブ
- 発売日2019/1/8
- 寸法11.5 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104797399864
- ISBN-13978-4797399868
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出版社より
平成の次の時代を生きる皆さんに伝えたいと。
「バブル崩壊」「失われた20年」「二流国への転落」…。平成の次の時代を、我々はどう生きていくべきなのか。今の日本が抱えている課題と、この先の未来に向けての解決策を、その分野のプロフェッショナルの方の力も借りながら、考えてみました。
- AI・高齢化時代の「仕事」を考える
- 孤立化した子育てから脱却するために
- 本当に、日本の財源は足りないのか
- 人生100年時代の「スポーツ」の役割とは?
商品の説明
著者について
1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数。現在、NewsPicks、news zeroなどメディアでも活躍中。
登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2019/1/8)
- 発売日 : 2019/1/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4797399864
- ISBN-13 : 978-4797399868
- 寸法 : 11.5 x 1.5 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 313,349位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 274位日本論
- - 552位SB新書
- - 52,982位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。2010年ごろよりメディアアーティストとして活動。
現在、筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCRESTxDiversityプロジェクト研究代表、京都市立芸術大学客員教授,大阪芸術大学客員教授,デジタルハリウッド大学特任教授,金沢美術工芸大学客員教授.2020年度,2021年度文化庁文化交流使,2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサーなどを務める。
2017年 - 2019年まで筑波大学学長補佐,2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員,内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員,デジタル改革法案WG構成員などを歴任.
受賞歴に2010年IPAよりスーパークリエータ/天才プログラマー認定、2015年World Economic Forum Global Shapers選出、WorldTechnologyAward、2016年PrixArsElectronica、EUよりSTARTSPrizeを受賞。LavalVirtualAwardを2017年まで4年連続5回受賞、2019年SXSWCreativeExperienceARROWAwards受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeadersofTomorrow選出。2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan、PMI Future 50など多数.
個展として「ImageandMatter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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結論から言うと、面白かったです。
リアルタイムで夏期講習を見たときは、安宅氏や大石氏などの個別発表は質が高いと思ったものの、各テーブルの発表の部分は、発表内容がやや散漫になってるところが多いとも感じました(時間がなくてまとめるのが大変だったからかもしれません)。
なので、本書もあまり期待せず読み始めたのですが、予想外に良い内容になってるなあというのが正直な印象でした。
詳しくは本書を読んでみてほしいのですが、なかなか良い議論をしています。
特に安宅氏の箇所や、172ページからの財政の部分が個人的には面白かったです。
財政テーブルは、夏期講習でのテーブル発表も質が高かったですね。
権丈氏の最後の演説も良かったです(権丈氏の社会保障政策の本は勉強になるので、社会保障政策に興味ある人はぜひ読んでみてください)。
とはいえ、本書の内容を実現するのは困難だとも私は思います。
理由は、落合氏自身も186ページから189ページで指摘している通り、すでに日本は強力なシルバー民主主義体制が成立してしまっているからです。
シルバー民主主義のとは、老人の、老人による、老人のための完璧な老人支配国家体制とでも言うべきでしょうか。
人口のマジョリティが、変化を好まず新しいことへの理解力が乏しい(傾向がある)高齢者になってしまいました。
こうなると、社会に変化を起こすインセンティブはあまりありません。
落合氏や夏期講習に集まった方々は、徒手空拳でがんばっています。私自身も応援したいと思います。
ただ、残念ながら、こういう人たちがマジョリティたる高齢者やシルバー民主主義を変えられるか?というと、徒手空拳のまま変化せず終わってしまうだろうと思うんですよね。
本書で指摘されているようなことが実際に実行され実現する可能性は低いのではと。
落合氏をはじめ聡明な人たちが、シルバー民主主義の打開などの無理ゲーに人生の時間を費やすのは、私から見ると徒労に見えます。
もちろん取り組む姿勢は立派ですし、応援したいです。
しかし、解決が明らかに不可能に近いのであれば、シルバー民主主義の打開などはさっさとあきらめて、よりチャンスが多い環境に移ったり、そこで活動したほうが、その人の人生の効用は最大化しやすいようにも思います。
困難な課題解決に人生を捧げ、そこに人生の意義を見いだすのもアリだとは思います。
ただ、おそらく失敗するしそのときに感じる何にもならなかったという徒労感を考えると、自分にはできないな、と思ってしまいます。
長々と書きましたが、本書は良い本だと思います。
落合氏のことも応援しています。
テクノロジーによる計画経済を遂行してる感がある。例えば、日本の福利厚生の状況や、ベーシックインカムなどを推奨してるところ。
画一的な社会を作るよりは、多様性がある方が、バランスの良い社会にはなりやすいとは思うけれど、その分組織の脆弱性に繋がるので、一長一短。詳細に関しては色々あるだろうが、国会に関しては、パワーバランスや負担を考えて、権力を分岐するのは合理的かもしれないと思った。
例えば、国会の下に準国会のような組織を3分割するなどして、設け、瑣末な内容はそこで一度審議し、そこで決定可能にする。そして、そこで決まらなかった法案や、重大な法案を上国会で審査するなど。柔軟性を持たせるという方法は、現在の情報が大量に溢れた社会をまとめるには一助となるかもしれない。
テクノロジーの進歩によって、様々なツールや方法が迅速化され、合理化されてきているのは間違いなく、今後もさらに発展していくのは誰でも如実に感じているはず。そこはテクノロジーであって、日本自体は進歩というよりは、社会自体が変化しているという感じで、本書はテクノロジーでうまく対応する方法みたいな内容。
冒頭の小泉進次郎との対談は、あまり内容が乏しく面白くない。
年配の人の「今時の若い奴は」という不満に対する発言が垣間見られる。(小泉氏)
個人的には、雑誌よりは少し面白いかなくらい。
その理由のひとつは構成の親切さがあげられます。 本書は小泉進次郎氏との共同企画でニコニコ動画で放映された「平成最後の夏期講習…」をまとめた内容とのこです。 「働くことの価値」「超高齢社会をテクノロジーで解決」「孤立した子育てからの脱却」「今の教育は生きるために適切か」「日本の財源は足りないのか」「Well-Beingへのスポーツの役割」、といった話題の構成で議論を進めています。 親切なのは、こういった各章の問題提起の構成を読者目線で事前に説明していることです。
各章の構成は、各議論のイントロダクション、落合氏の意見と議論のまとめ、識者のコラムによる補完(章によって)となっています。
太字表示や、要点の章末整理などの親切な章立てを嫌う向きもあるかもしれません。 小生もそうです。 読み手の気づきより、著者が要点を強調(強要)することは、余計なお世話と感じます。 しかし本書の”それ”はちょっと違います。 読者の思考の整理に有効な、客観的視野を提供しているように感じます。 おかげで、遅読の小生もページを捲るてが捗りました。 読み手の立場に立って、読み手を迷子にさせないための、著者の配慮を感じます。
もう一つ感服した理由は日頃、小生がモヤモヤしていた社会問題への意見を、適切な言葉遣いで具体化してくれているからです。 これは考え方がたまたま一致していたからなのでしょう。 それをアカデミックな言葉遣いを織り交ぜ平易に説明されていたらヒザも打ちたくなります。
さて、その”ヒザ打ちどころ”を2編だけ紹介するなら、「今の日本は、生きていくために大事なことを教えているか?」と「本当に日本の財源は足りないのか」です。
教育についてヒザを打ったのは、”画一的な勉強”です。 今の教育は、1947年制定の教育基本法・学校教育法を1990年代にかけて見直されたカリキュラムであり”全員、同じ科目・同じペースが前提の画一的なまま、というのです。 その効率の悪さは、本当にそのとおりと思います。 テクノロジーを活用し、個々の生徒の状況に合せて学習提供する「アダプティブ・ラーニング」が具体化されていない。 それどころか、「アクティブ・ラーニング」という教育方針が先走っています。 著者の述べるとおり、シルバー民主主義の時代だからこそ、「アダプティブ・ラーニング」によって若い人たちがが20年後に社会をよい方向へ導くことのできる能力をつけることは、今の大人たちの責任である一方、今の大人たちが将来の大人たちへのタネをそだてるための先行投資です。
画一的な価値観を排し、自分の評価基準を内発的に備え、「美しい」と認めるものを追求するのがアカデミズムだというのです。
その美学を、画一的な価値観に」とらわれずに追求するからこそ”多様性”というコトバが意味をもち、そのための教育を進める必要がある、、、なるほど全面賛同です。 幸福への選択肢とその幅を広げ、その可能性を自ら獲得できる場を提供し、その基本を経験させ導くのが教育の意義ではないでしょうか。 教育は、多様性に応変するためであって、多様化するのではない、ってことかと思いながら、ひざポンしてました。
日本の財源について膝を打ったのは、意外と高齢化で社会保障の財源は圧迫されてない(のでは)、という議論です。 データから読み取れるのは、意外と”大丈夫”な年金と子育て(の、社会保障給付費の対GDP比)の見通し、と反面、留意すべきは、医療と介護費の増加予想です。 年金と子育ては、テクノロジーによるサポート、あるいは代替と、高齢者の就労継続でどうにかなりそうな気配が読み取れます。 そして、医療と介護のコストをいかに抑えられるかが社会保障安定維持のキーになりそうです。 たしかに、医療のムダは素人目にも多いと感じます。 医薬分業という、二重行政のような結託ビジネス(といっては過言かもしれませんが)の定着にその気配を感じずにいられません。 患者より医薬業界の相互都合が優先されているように思えます。
著者の落合氏は、「おわりに」で各章の論点を振り返ります。 このまとめも親切ですね。 ポスト平成を歩むために必要な行動指針とは、、、。 各章をあたっていただくしかありませんが、引用するなら「ポリテックを推進し、未来に投資しよう」ってことかな。 親切な構成で読み易く、読みごたえもあり、スッキリ・サッパリしました。 高校生から高齢者までおススメしたい本書ですね。
それぞれの専門家を招いて中での議論や豊富なデータを駆使している点も客観性があって良かったと思います。
問題解決するための技術や、今後はよりコミュニケーションや寄り添う精神が大切である事を学ぶことができたのも良かったです。