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男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望― 単行本 – 2001/2/20

4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

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100分de名著 2023新春スペシャル「100分 de フェミニズム」で紹介!(2023年1月2日放送、Eテレ、紹介者:上野千鶴子氏)
シェイクスピアからディケンズにいたるイギリス文学の代表的テクストを読み解くことによって、近代における欲望のホモソーシャル/ヘテロセクシュアルな体制と、その背後に潜む「女性嫌悪」「同性愛恐怖」を掴み出し、文学・ジェンダー研究に新生面を拓いた画期的著作。

【書評等】
・『CLASSY』(2023年1月14日配信、紹介者:上野千鶴子氏)
“\ミソジニーが発生する元となるホモソーシャルについて一番よくわかる本/
「19世紀のイギリス文学を題材に女性嫌悪=ミソジニーと、その中心となる男性集団=ホモソーシャル論を展開。19世紀の価値観を象徴するマネの絵を採用した表紙にも注目」”

・100分de名著 2023新春スペシャル「100分 de フェミニズム」(2023年1月2日放送、Eテレ、紹介者:上野千鶴子氏)

・『現代思想』(2018年4月号、第46巻第6号、評者:森山至貴氏)

・『合本 AERAの1000冊』(AERA MOOK、2015年10月30日発行、評者:斎藤美奈子氏)

・『みすず』(2010年1・2月号、2009年読書アンケート、評者:小谷真理氏)
“…… ゴシック理論、ホモソーシャリティ理論、独身者論と、いずれも日本近代文学を読み解くのに有益と思う。"(『みすず』2010年1・2月号、p.108)

・朝日新聞(2008年8月17日付、夏の読書特集、評者:石原千秋氏)
“…… ホモソーシャル(男性中心の均質化された社会)という概念を確立した記念碑的な書物。近代の父権制資本主義は、家同士の結婚によって女性を交換し、男同士の絆を深めて男社会を作ることで成立していると言う。新しい感覚によって書かれたと思われがちなケータイ小説が、実はこの構図にすっぽり収まるのだ。ケータイ小説も、現代社会の陰画でしかなかったのだろうか。"(「朝日新聞」2008年8月17日付)

・『英語青年』(2001年6月号、評者:上野直子氏)
“…… 近代のジェンダー配置をつぶさに眺めるため、セジウィックは分離主義的な発想や二元論的な対立概念に疑問を投げかける。キーコンセプトの「ホモソーシャルな欲望」自体がその姿勢を表れであろう。「ホモソーシャル」な社会・文化のほとんどは「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」を特徴としている。しかし本書では「ホモソーシャル」と「ホモセクシュアル」の2つは潜在的な連続体として想定されているのである。また現代アメリカに限っていえば、この連続体が男性間では深く断絶しているのに対し、女同士の間ではさほどでもないとの指摘も興味深い。
さらにセジウィックの読みが生き生きとおもしろいのは、彼女がこの普遍的ともみえるパラダイムを歴史の変化のなかに据えているからだろう。この方法は、ラディカル・フェミニズムの、性差こそ人間の生の根本構造であると考える超歴史的姿勢と、マルクス主義フェミニズムの、経済・政治構造が生のありようを決定すると捉える歴史重視の考え方とをつなぐ試みともなっている。家父長制における「強制的異性愛」、「ホモフォビア」、「女性支配」の具体的なありさまは時代や文化によって違うのだし、「ホモソーシャル」と「ホモセクシュアル」の断絶の様子もまた、時代により階級により相貌が異なるのである。本書で扱う作品の多くが、18世紀中葉からほぼ百年間のものであるのも、その時期がブルジョワジーを中心とする資本主義体制や、核家族と呼ばれる新しい家族形態が確立されていった歴史の大きな転換期だったからに他ならない。
とすると、現在様々な文化圏で、「ホモソーシャルな関係」は、あるいはその男や女の生のすがたは、どのように変化し、また変化しえないでいるのだろうか。『男同士の絆』は百年以上も前の文学作品を分析しながら、同時に読者を自らの今についての内省へと誘うのである。"(『英語青年』2001年6月号、p.65)

・『論座』(2001年5月号、評者:大橋洋一氏)
“…… 本書の衝撃は、副題にいう「ホモソーシャルな欲望」にある。つまり「ホモセクシュアル」(男性同性愛)とは一線を画す、非エロスの体制であるはずの「ホモソーシャル」関係のなかに、著者は「欲望」をみる。友情が同性愛と区別できない可能性をみるのである。
エロスとしての同性間の友情。これについては、同性愛者ではない男女でも容認するだろう(事実、著者のセジウィックは異性愛者である)。また一方で、友情の純粋さや精神性を汚すものとして、エロス+友情関係に「パニくってしまう」老若男女も多い。著者のいう「ホモセクシュアル・パニック」は、自己の同性愛的要素を認知した衝撃から、同性愛差別と抑圧が生まれる過程を見事に記述している。……
英国の文学史を語りながら、西洋の文化史や社会史へと展開し、認識基盤のパラダイム転換を迫る本書の魅力、それも日本や東洋の文化にも適用可能な本書の議論の魅力を、ここで詳細に紹介する余裕はないが、わたしたちには遅れてやってきた本書とその「ホモソーシャル」概念こそ、今世紀に威力を発揮する重要なツールであるということは確実に言えるだろう。"(『論座』2001年5月号、p.319)

・琉球新報ほか(2001年4月1日付、評者:伏見憲明氏)
“…… 男性間の親密さの連続性が、近代社会においていかに同性愛と反同性愛、そして女性嫌悪の体制へと配置されていったのかを、18、19世紀のイギリス文学のテキストを読み解くことで、明らかにしようとしている。
女性間では割合、連続的に友愛と同性愛が認識されるのに対して、男性間のそれは明らかに断絶したものとされている。が、古代ギリシャで男性間の情緒が連続的であったことを考慮するだけで、その断絶が歴史を通じてのものであったり、生物学的な本質であったり、ということにはならない。ならばいかにして、そういった非対称性が男女のジェンダーで生じたのか。それを著者は「ホモソーシャル」というキーワードを用いて分析している。
本書は一見、難解な論文集ではあるが、序章の理論的な枠組みをしっかり押さえることで、後は絢爛な文体の推理小説を読み進めるかのごとく、スリリングな思考体験を読者にもたらしてくれる。"(「琉球新報」2001年4月1日付他)

【主要目次】
 まえがき / 謝 辞

序 章
   1 ホモソーシャルな欲望
   2 性の政治学と性の意味
   3 性か歴史か?
   4 本書が論じるもの

第1章 ジェンダーの非対称性と性愛の三角形

第2章 恋する白鳥
     —— シェイクスピア『ソネット集』の例

第3章 『田舎女房』
     —— 男性のホモソーシャルな欲望の解剖モデル集

第4章 『センチメンタル・ジャーニー』
     —— セクシュアリズムと世界市民

第5章 ゴシック小説に向けて
     —— テロリズムとホモセクシュアル・パニック

第6章 代行された殺人
     ——『義とされた罪人の手記と告白』

第7章 テニスンの『王女』
     —— 七人兄弟にひとりの花嫁

第8章 『アダム・ビード』と『ヘンリー・エズモンド』
     —— ホモソーシャルな欲望と女性の歴史性

第9章 ホモフォビア・女性嫌悪・資本
     ——『我らが共通の友』の例

第10章 後門から階段を上って
     ——『エドウィン・ドルードの謎』と帝国のホモフォビア

結 び 20世紀に向けて
     —— ホイットマンのイギリス人読者たち

 注 / 訳者あとがき / 参考文献 / 索 引
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

シェイクスピアからディケンズにいたる代表的なテクストを読み解き、近代における欲望のホモソーシャル体制と、背後に潜む女性嫌悪、同性愛恐怖を掴み出し、ジェンダー研究におけるパラダイム転換をもたらした画期的著作。

著者について

【著 者】
イヴ・K・セジウィック(Eve Kosofsky Sedgwick)
イェール大学大学院修了(Ph.D.)。デューク大学教授を経て、現在ニューヨーク市立大学大学院教授(英文学)。本書でホモソーシャル理論を打ち出し、国際的に高い評価を得る。本書の他に、
The Epistemology of Closet(1990)(邦訳『クローゼットの認識論』青土社)、Tendencies(1993)、Fat Art, Thin Art(1994)などがある。

【訳 者】
上原 早苗(うえはら さなえ)
名古屋大学言語文化部助教授

亀澤 美由紀(かめざわ みゆき)
東京都立短期大学助教授

(所属等は初版第1刷発行時のものです)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 名古屋大学出版会 (2001/2/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/2/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 394ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4815804001
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4815804008
  • 寸法 ‏ : ‎ 15.7 x 2.8 x 21.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

著者について

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イヴ・K.セジウィック
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月1日に日本でレビュー済み
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興味深いです
2018年12月10日に日本でレビュー済み
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ちょっと難しいですが、きちんと理解しながら読むと新しい世界が見えます。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月3日に日本でレビュー済み
みんな御存知だろう。
日本は明治維新前まで同性愛的感情を否定する時代では無かった
それどころか地方では「お稚児文化」が大正時代まで続いていた、とされる。

その「ホモフォビアでない世界」を我々日本人は少し勉強するだけで体感的に理解出来る。わざわざ回答を海外に求める必要はないのではないか?
BL文学、漫画などが好きな連中は改めて学ぶ必要もないだろう。
もちろん英文学批評本としての価値はあるけど。

さて、そのホモフォビアが居ない時代の日本社会については、「そりゃあ良いところも有れば悪いところも有るよねー」ってだけの話。

みんなさあ、江戸時代に戻りたい?
社会なんて化学反応で作られてるようなもんだから「いいとこ取り」なんて無理なんだよ。

あとね、上級国民ほど「男同士の絆」を作ってる暇なんかないからね。有るのは「利害関係での絆」だよね?
安倍晋三さん見れば解る。昭恵さんに振り回されて振り回されて、それどころじゃあないでしょ?恋愛に関しては。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月1日に日本でレビュー済み
かなりの現代哲学的教養がないと読んでもこの書の言説の解体が困難な一書。私のような素人がいきなり読むとチンプンカンプンだ。でも、この書が理解できたらかなりレベルがあがっている、と信じながら読みました。結論は・・・上級者用です。
57人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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