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新制大学の時代―日本的高等教育像の模索― 単行本 – 2019/7/30
天野 郁夫
(著)
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戦前からの試みとGHQ占領下の大転換をへて到達した高等教育の新時代。だが、それは新たな模索の始まりだった。様々なアクターによる議論と交渉を通して、何が選ばれ、どのような問題が遺されたのか。現在の大学改革につながる課題の由来と制度の構造を歴史的に浮き彫りにする。
【書評】
・『IDE現代の高等教育』(2020年2-3月号、第618号、評者:大﨑仁氏)
“…… 連合軍・米軍の間接統治という特殊な状況で形成された新制大学の問題点と独立回復後の見直しの過程を精緻に解明した労作である。「第I部 模索と選択」で新制大学の形成過程を、「第II部 反省と批判」で新制大学に対する関係者の評価を、そして「第III部 修正と改革」で独立回復後の修正の動きを、周到な資料の裏付けにより論述している。新制大学の形成と再改革を巡る錯綜した動きを「設置認可行政」、「教育課程編成」、「管理運営機構」、「短期高等教育制度」、「大学院制度」、「国立セクター再編」の6つの視点から整理解明している点も本書の優れた特色である。また、独立回復後の動きについて、60年安保、所得倍増計画などの新たな時代への対応を重視し、見直しの方向性の結節点を、中教審の38年答申に求めている点も、類書に見られない著者の見識を示している。本書は、今後新制大学の形成に関する基本文献として永く読み継がれるであろう。……"(『IDE 現代の高等教育』2020年2-3号、p.62)
【主要目次】
凡 例
プロローグ
第Ⅰ部 模索と選択
第1章 未完の大学改革
1 情報と認識のギャップ
2 専門学校の存在
第2章 設置認可と適格判定
1 設置認可基準の問題
2 設置認可の現実
第3章 新制度への移行と短期高等教育問題
1 日米の短期高等教育論
2 教育刷新委員会と移行問題
3 三年制大学論の登場と挫折
4 暫定措置としての短期大学
第4章 大学の管理運営問題
1 大学と国家の関係
2 大学の内部管理運営組織
3 教育刷新委員会案とCIE案
4 教育刷新委員会の決議と法案の挫折
5 管理法案の国会上程と挫折
第5章 大学院像の模索
1 教育刷新委員会案と大学基準協会案
2 大学院基準の制定と改訂
3 職業大学院と学部教育
第6章 学部教育の課程編成問題
1 戦前から戦後へ
2 大学基準協会と一般教育課程
3 専門教育と専門学部制
4 単位制度の導入
第7章 国立セクターの再編統合
1 地方移譲と移行問題
2 二つの十一原則
第Ⅱ部 反省と批判
第1章 改革主体による評価
1 3つのレビュー
2 教育刷新審議会の評価
3 文部省の評価
4 教育使節団とCIE
第2章 大学人たちの評価
1 大学基準協会の見解
2 奥井復太郎の新制大学論
3 三学長の見解
第3章 一般教育という問題
1 一般教育の問題化
2 一般教育と年限延長論
3 単位制への疑問
第4章 昭和30年代のレビュー
1 座談会の記録
2 「大学制度の再検討」
第5章 経済界の批判と要望
1 日経連の批判と要望
2 科学技術教育の改革要求
3 高等教育システムの構造と機能
第Ⅲ部 修正と改革
第1章 新制大学制度の再検討
1 政令改正諮問委員会の答申
2 教育界の反応
3 中央教育審議会の設置
4 占領期改革の見直し
第2章 短期高等教育制度の模索
1 職業教育と短期高等教育
2 中教審への諮問と答申
3 「科学技術教育の振興方策について」答申
第3章 科学技術教育振興と大学改革
1 科学技術教育の振興政策
2 科学技術教育振興と2つの答申
3 高等専門学校制度の創設と理工系拡充
第4章 政治の季節と管理運営問題
1 大学管理運営問題の再燃
2 国立大学協会の抵抗
3 中央教育審議会の管理運営答申
第5章 「大学教育の改善について」答申
1 大学の種別化構想
2 教育の内容と方法
3 大学の組織編成について
4 大学の規模・設置・配置について
5 厚生補導と入学者選抜
第6章 答申の評価と成果
1 文部省の新制大学観
2 種別化と多様化
3 「三八答申」の残したもの
第7章 国立大学システムの再編成
1 一般教育組織の構築
2 学芸学部と文理学部の再編
3 大学院大学の種別化
エピローグ
あとがき/ 引用文献 / 図表一覧 / 答申一覧 / 索 引
【書評】
・『IDE現代の高等教育』(2020年2-3月号、第618号、評者:大﨑仁氏)
“…… 連合軍・米軍の間接統治という特殊な状況で形成された新制大学の問題点と独立回復後の見直しの過程を精緻に解明した労作である。「第I部 模索と選択」で新制大学の形成過程を、「第II部 反省と批判」で新制大学に対する関係者の評価を、そして「第III部 修正と改革」で独立回復後の修正の動きを、周到な資料の裏付けにより論述している。新制大学の形成と再改革を巡る錯綜した動きを「設置認可行政」、「教育課程編成」、「管理運営機構」、「短期高等教育制度」、「大学院制度」、「国立セクター再編」の6つの視点から整理解明している点も本書の優れた特色である。また、独立回復後の動きについて、60年安保、所得倍増計画などの新たな時代への対応を重視し、見直しの方向性の結節点を、中教審の38年答申に求めている点も、類書に見られない著者の見識を示している。本書は、今後新制大学の形成に関する基本文献として永く読み継がれるであろう。……"(『IDE 現代の高等教育』2020年2-3号、p.62)
【主要目次】
凡 例
プロローグ
第Ⅰ部 模索と選択
第1章 未完の大学改革
1 情報と認識のギャップ
2 専門学校の存在
第2章 設置認可と適格判定
1 設置認可基準の問題
2 設置認可の現実
第3章 新制度への移行と短期高等教育問題
1 日米の短期高等教育論
2 教育刷新委員会と移行問題
3 三年制大学論の登場と挫折
4 暫定措置としての短期大学
第4章 大学の管理運営問題
1 大学と国家の関係
2 大学の内部管理運営組織
3 教育刷新委員会案とCIE案
4 教育刷新委員会の決議と法案の挫折
5 管理法案の国会上程と挫折
第5章 大学院像の模索
1 教育刷新委員会案と大学基準協会案
2 大学院基準の制定と改訂
3 職業大学院と学部教育
第6章 学部教育の課程編成問題
1 戦前から戦後へ
2 大学基準協会と一般教育課程
3 専門教育と専門学部制
4 単位制度の導入
第7章 国立セクターの再編統合
1 地方移譲と移行問題
2 二つの十一原則
第Ⅱ部 反省と批判
第1章 改革主体による評価
1 3つのレビュー
2 教育刷新審議会の評価
3 文部省の評価
4 教育使節団とCIE
第2章 大学人たちの評価
1 大学基準協会の見解
2 奥井復太郎の新制大学論
3 三学長の見解
第3章 一般教育という問題
1 一般教育の問題化
2 一般教育と年限延長論
3 単位制への疑問
第4章 昭和30年代のレビュー
1 座談会の記録
2 「大学制度の再検討」
第5章 経済界の批判と要望
1 日経連の批判と要望
2 科学技術教育の改革要求
3 高等教育システムの構造と機能
第Ⅲ部 修正と改革
第1章 新制大学制度の再検討
1 政令改正諮問委員会の答申
2 教育界の反応
3 中央教育審議会の設置
4 占領期改革の見直し
第2章 短期高等教育制度の模索
1 職業教育と短期高等教育
2 中教審への諮問と答申
3 「科学技術教育の振興方策について」答申
第3章 科学技術教育振興と大学改革
1 科学技術教育の振興政策
2 科学技術教育振興と2つの答申
3 高等専門学校制度の創設と理工系拡充
第4章 政治の季節と管理運営問題
1 大学管理運営問題の再燃
2 国立大学協会の抵抗
3 中央教育審議会の管理運営答申
第5章 「大学教育の改善について」答申
1 大学の種別化構想
2 教育の内容と方法
3 大学の組織編成について
4 大学の規模・設置・配置について
5 厚生補導と入学者選抜
第6章 答申の評価と成果
1 文部省の新制大学観
2 種別化と多様化
3 「三八答申」の残したもの
第7章 国立大学システムの再編成
1 一般教育組織の構築
2 学芸学部と文理学部の再編
3 大学院大学の種別化
エピローグ
あとがき/ 引用文献 / 図表一覧 / 答申一覧 / 索 引
- 本の長さ558ページ
- 言語日本語
- 出版社名古屋大学出版会
- 発売日2019/7/30
- 寸法15.7 x 3.5 x 21.7 cm
- ISBN-104815809569
- ISBN-13978-4815809560
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商品の説明
著者について
天野 郁夫(あまの いくお)
神奈川県に生まれる(1936年)。一橋大学経済学部・東京大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。名古屋大学教育学部助教授、東京大学教育学部教授、国立大学財務・経営センター研究部教授などを歴任。現在は東京大学名誉教授、教育学博士。
著 書:
『試験の社会史』(東京大学出版会、1983年、サントリー学芸賞受賞;増補版、平凡社ライブラリー、2007年)
『高等教育の日本的構造』(玉川大学出版部、1986年)
『学歴の社会史』(新潮選書、1992年、平凡社ライブラリー、2005年)
『日本の教育システム』(東京大学出版会、1996年)
『日本の高等教育システム』(東京大学出版会、2003年)
『教育と選抜の社会史』(ちくま学芸文庫、2006年)
『大学の誕生』(上下、中公新書、2009年)
『高等教育の時代』(上下、中公叢書、2013年)ほか多数。
『新制大学の誕生』(上下、名古屋大学出版会、2016年)
『帝国大学』(中公新書、2017年)ほか多数
(所属等は初版第1刷発行時のものです)
神奈川県に生まれる(1936年)。一橋大学経済学部・東京大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。名古屋大学教育学部助教授、東京大学教育学部教授、国立大学財務・経営センター研究部教授などを歴任。現在は東京大学名誉教授、教育学博士。
著 書:
『試験の社会史』(東京大学出版会、1983年、サントリー学芸賞受賞;増補版、平凡社ライブラリー、2007年)
『高等教育の日本的構造』(玉川大学出版部、1986年)
『学歴の社会史』(新潮選書、1992年、平凡社ライブラリー、2005年)
『日本の教育システム』(東京大学出版会、1996年)
『日本の高等教育システム』(東京大学出版会、2003年)
『教育と選抜の社会史』(ちくま学芸文庫、2006年)
『大学の誕生』(上下、中公新書、2009年)
『高等教育の時代』(上下、中公叢書、2013年)ほか多数。
『新制大学の誕生』(上下、名古屋大学出版会、2016年)
『帝国大学』(中公新書、2017年)ほか多数
(所属等は初版第1刷発行時のものです)
登録情報
- 出版社 : 名古屋大学出版会 (2019/7/30)
- 発売日 : 2019/7/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 558ページ
- ISBN-10 : 4815809569
- ISBN-13 : 978-4815809560
- 寸法 : 15.7 x 3.5 x 21.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 819,638位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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