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金田一京助―私の歩いて来た道 (人間の記録) 単行本 – 1997/2/25

3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

金田一京助-私の歩いて来た道-
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

あらゆる分野で活躍した人物のさまざまな人生を一人一巻で取り上げるシリーズ。第6巻は、アイヌの口承文学「ユーカラ」の筆録に努め、アイヌの言語体系を整理した金田一京助の自叙伝。68年刊「私の歩いて来た道」の改題。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本図書センター (1997/2/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/2/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 176ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4820542451
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4820542452
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 3個の評価

著者について

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金田一 京助
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上位レビュー、対象国: 日本

2005年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 小学校の授業で、「アイヌのコタンにいって、アイヌ語を採集してきたえらい人なんだよ」と習いました。
辞典の背表紙などで名前は見るのですが、ほとんどんな人か知らなかった
「金田一京助」
という、偉人。
 平易でやさしい語りかけを文章にし、著者自身が校正したものです。
 読みやすく、文章そのものが簡素で美しく素晴らしいので、ため息が出ます。
 飾ったところがなく端正で美しいのです。
 内容も、自分が子どもの頃の親や兄弟とのなつかしいけんかや会話からはじまって、手を大怪我して大好きな絵が描けなくなり本に没頭していく様子。
 学生時代に語学の教授との出会いによって、アイヌ語を勉強し、それを一生の仕事として決断までの心の動き。
 石川啄木との親身な交流。
 認められるようになるまでの苦しい生活。
 自分の研究を受け継いでくれる女性達のこと。
などが載っています。
 父親が素敵な凧を作ってくれた話。
 アイヌのユーカラを発見し「私がやらなかったら、…滅びてしまう。」と悩み決断する描写。
 石川啄木の憎めない様子など、
本人でなければできない語りがとても面白い、素敵な本です。
 80歳の人が書いた文章とは思えない美しさです。
「こんな風に素直に生きた人が、こんな素敵な文章を残してくれて、私が手軽に本を手にして読めるなんて幸せだ。」
と思いながら読みました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年2月26日に日本でレビュー済み
この本に書いてある事がはたして真実かどうか? 偶々,岡茂雄著「本屋風情」を読み,同書中に激しい「金田一京助批判」が書いてある。岡茂雄氏は本来そういう激越な批判を書くような人物ではない。よほど,腹に据えかねたのであろう。「本屋風情」と本書を良く吟味して読み,どちらが正しいか? 考えて見るのも良いと思う。どっちもどっちと考えるか,一方が上等で一方が下品と考えるか? さて。。。判定はいかに。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月19日に日本でレビュー済み
アイヌ語に興味を持って金田一京助自伝のこの本を読んだのは随分前のことである。あれからアイヌ関係の本を色々読んできたが、この本は肌触りの良い文章の中に所々自分を良く見せんが為の虚飾が隠されていることを知った。端的な指摘としては岡茂雄著「本屋風情」平凡社の中の“ユーカラの研究・生誕実録”“分類アイヌ語辞典と金田一博士”の2章に詳しい。他にも色々あるのだが、何よりもアイヌ研究者としての態度として「アイヌは文字を持たぬ野蛮人」と決め付けた文章を、この本にも、また以前英文から翻訳したインドネシア言語の本の序文をわざわざ改変してまで入れている。公の本に書き残すくらいであるから金田一のアイヌ観が見えてくる。金田一はアイヌが好きでアイヌ語研究をした訳ではなく、大学内で他に選びようがなくて仕方なく専攻したと言うから、一般の人々がアイヌに持つ差別意識をずっと一生持ち続けていた証拠である。金田一に師事したアイヌの知里真志保は「他人の心を傷つけつつする学問は無価値」とアイヌ学全般を批判したが、まさにこうした差別意識をこそ批判したのであろう。金田一がいなければアイヌ文学は今日のように残されていなかったかも知れない。しかし最高峰の人物が「アイヌは野蛮人」と言えばその下に続く者も、アイヌでない限り、その態度を引き継ぐものなのだから、そして特に世間一般には広まるものなのだから、実に痛ましいことである。この本の肌触りの良い文章の下にも…美談を惚れ惚れと読むことは禁物である。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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