この本を読めたことが感無量。
あの時代の幽閉の詳細が目に浮かぶような素晴らしい本です。
とても綺麗な本でした。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ルイ十六世幽囚記 単行本 – 1989/6/1
このページの読み込み中に問題が発生しました。もう一度試してください。
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社ベネッセコーポレーション
- 発売日1989/6/1
- ISBN-104828811915
- ISBN-13978-4828811918
登録情報
- 出版社 : ベネッセコーポレーション (1989/6/1)
- 発売日 : 1989/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 233ページ
- ISBN-10 : 4828811915
- ISBN-13 : 978-4828811918
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,042,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 466位フランス史
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
5グローバルレーティング
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星5つ54%46%0%0%0%54%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星4つ54%46%0%0%0%46%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星3つ54%46%0%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星2つ54%46%0%0%0%0%
- 星5つ星4つ星3つ星2つ星1つ星1つ54%46%0%0%0%0%
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中にエラーが発生しました。ページを再読み込みしてください。
- 2016年6月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入この本には、三人からの視点でルイ十六世と王家一族、国民達が描かれている。
全員、怯えている。捕らえらた王家一族は当たり前であるが、監視する国民も同様だ。
もし親切な事をすれば、王家の味方だと思われ、捕らえられてしまうかもしれない。だから、嫌がらせや汚ない言葉を使う。
それに対し、ルイ十六世は態度を乱さない。暴力も振るわず、怒鳴ったりもしない。最後の最後まで、品格を保っていた。
「デブで無能な王」はこの本にはいない。ギロチンによって殺される最後の瞬間まで、国民の幸せを願う国王がいた。
- 2013年6月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入マリー・アントワネットがフランスに嫁いできてからフランス革命で処刑されるまでの、ルイ16世国王一家について書かれている本はほとんど読みましたが、それでもまだ、タンプル塔に幽閉されてから処刑までの、国王一家が受けたつらい仕打ちや言った言葉、従僕や神父や役人とのやりとりなど知らない事が書かれていました。
最初は、国王一家に仕えた従僕クレリーの手記で、タンプル塔に幽閉されてからルイ16世が処刑台に向かう直前までの国王一家の様子が書かれています。次にルイ16世の処刑に付き添ったフィルモン神父が、処刑までの様子を述べています。
周囲の人間や時代も悪く、フランス革命が勃発し、悲劇の王となってしまったルイ16世ですが、この二人の手記から、ルイ16世は心優しく、国王としての自覚があった事が窺えます。
それ故に、自分達にひどい仕打ちをする国民たちを理解し、許すことが出来たのだろうと思います。
最後に、ルイ16世とマリー・アントワネットの娘マリー・テレーズの手記ですが、国王一家がタンプル塔に幽閉されるところから、起きた事件や両親の死、叔母のエリザベートの死、弟のルイ・シャルル(ルイ17世)への虐待と死亡までを書いています。国王一家は革命が起きてから死ぬまで、これでもかというくらい辛すぎる思いや殺される恐怖を散々味わってきましたが、その中でも、王子のルイ・シャルルが一番ひどい目にあって死んでいった気がして、可哀想でなりませんでした。
あまり知られていない事実や、国王一家の「人となり」が窺えて、非常に興味深い内容になっています。
読んで良かった本の一つになりました。
- 2014年12月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入状態もかなり良く、良かったです。また何かあればよろしくお願いします
- 2012年7月5日に日本でレビュー済み最後の最後までルイ16世に付き従えたクレリーの手記です。
王妃側から見たタンプルでの生活を書いた著書はいくつかありますが、クレリーはあくまで国王側から、最後の日々を描写しています。
王妃以下、エリザベート王女・のちの17世、マダムロワイヤルとなる王女の動静も、確実に読み取れ、大変興味深い一冊です。
国王は処刑の寸前まで、クレリーのその後を気遣います。このあたりのくだりは、ほかのどの著作でも読んだことがないので、
ルイ16世の人となりをうかがえます。
刑執行人サンソンの言動が、サンソンの手記とはまた異なりますので、読み比べるのも面白いと思います。。
後半にマダムロワイヤルの手記が掲載されています。
滅多にない過酷な少女期を冷静に振り返り、淡々と記述してあって、マダムロワイヤルの精神力の強さを感じます。