とてもお気に入りの本です。
ふとした時の調べ物だとかに重宝します。
色の再現性が素晴らしくとても見やすい構成です。
ただ単に眺めているだけでも楽しいですし、その解説がまた細かくて読み物としても楽しみます。
伝統的な色の名前を知れば生活が少しだけ豊かになる気がします。素敵な本に出会えました。
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日本の色辞典 (染司よしおか日本の伝統色) 単行本 – 2000/6/1
吉岡 幸雄
(著)
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日本古来の鮮やかな色文化を現代に蘇らせることに半生をかけてきた、「染司よしおか」五代目当主、吉岡幸雄による色名解説と色標本。
日本の伝統色を日本古来の植物染め技法で再現。襲の色目 (かさねのいろめ) 42種も掲載。総カラー最新ダイレクト製版で見せる、色彩の博物誌。
日本には美しい色の名前がいくつもあります。この「日本の色辞典」では収録した 466色のうち 209色の日本の伝統色を完璧に再現するとともに、和の色の歴史や文化を平易に解説。万葉から江戸時代の終わりまでの染職人が行っていた、自然の植物から日本の色を出す業を半生をかけて再現したのは、日本の染織界の第一人者、吉岡幸雄氏と染職人の福田伝士氏。日本の伝統色を、自然の恵みから得た天然染料や天然顔料をもとに再現し、色名にまつわる逸話や歌、物語などにもふれた色名解説の集大成です。和の伝統を身近に感じられる格好の一冊。
吉岡幸雄著『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』と合わせて、日本の美しい色文化と四季の彩りをお楽しみください。
●『源氏物語の色辞典』
千年の物語は色をどのように語ったのか。五十四帖すべての王朝の彩りを絹布と和紙で蘇らせた吉岡幸雄とよしおか工房の偉業。
●『王朝のかさね色辞典』
王朝の美・襲の色目 (かさねのいろめ) 240色を染め和紙で完全再現。平安時代を知るために欠くことのできない王朝人の美意識。例えば桜の襲といっても20数種も数えられる。現代にも通じる配色の妙をお楽しみください。
日本の伝統色を日本古来の植物染め技法で再現。襲の色目 (かさねのいろめ) 42種も掲載。総カラー最新ダイレクト製版で見せる、色彩の博物誌。
日本には美しい色の名前がいくつもあります。この「日本の色辞典」では収録した 466色のうち 209色の日本の伝統色を完璧に再現するとともに、和の色の歴史や文化を平易に解説。万葉から江戸時代の終わりまでの染職人が行っていた、自然の植物から日本の色を出す業を半生をかけて再現したのは、日本の染織界の第一人者、吉岡幸雄氏と染職人の福田伝士氏。日本の伝統色を、自然の恵みから得た天然染料や天然顔料をもとに再現し、色名にまつわる逸話や歌、物語などにもふれた色名解説の集大成です。和の伝統を身近に感じられる格好の一冊。
吉岡幸雄著『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』と合わせて、日本の美しい色文化と四季の彩りをお楽しみください。
●『源氏物語の色辞典』
千年の物語は色をどのように語ったのか。五十四帖すべての王朝の彩りを絹布と和紙で蘇らせた吉岡幸雄とよしおか工房の偉業。
●『王朝のかさね色辞典』
王朝の美・襲の色目 (かさねのいろめ) 240色を染め和紙で完全再現。平安時代を知るために欠くことのできない王朝人の美意識。例えば桜の襲といっても20数種も数えられる。現代にも通じる配色の妙をお楽しみください。
- ISBN-104879405493
- ISBN-13978-4879405494
- 出版社紫紅社
- 発売日2000/6/1
- 言語日本語
- 寸法21.2 x 15 x 2.8 cm
- 本の長さ302ページ
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対象商品: 日本の色辞典 (染司よしおか日本の伝統色)
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出版社より
「日本の伝統色」446色をオールカラーで収録!色標本・色名解説の集大成
日本には万葉の時代から現代に受け継がれる美しい「色名」があります。本書では446色を同系色の8タイプに大別し、色名の由来、色の抽出方法、使用用途などを、『枕草子』『万葉集』といった文学・歌集から「色」にまつわる一節を交えながら、写真付きで解説。さらに収録色のうち209色を、「染司よしおか」五代目当主・吉岡幸雄らの手によって蘇らせました。
「襲の色目」42種を再現!巻末には「日本の色」をより深く知る解説付き
平安時代の十二単に代表されるように、当時の人々は衣裳の重ね合わせによって四季のうつろいを表現しました。本書では美しい「襲の色目」42種を再現し、季節ごとに分類し紹介。巻末には、色をあらわす材料、暮らしとの関わりなど、文献資料を参照しながら日本の色が辿った歴史をわかりやすく解説します。
源氏物語の色辞典 | 日本の色の十二カ月 古代色の歴史とよしおか工房の仕事 | 王朝のかさね色辞典 | 日本の伝統色 その色名と色調 | かさねの色目 平安の配彩美 | |
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カスタマーレビュー |
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価格 | ¥3,630¥3,630 | ¥2,530¥2,530 | ¥3,850¥3,850 | ¥1,650¥1,650 | ¥1,650¥1,650 |
商品説明 | 『源氏物語』五十四帖の記述から、色と衣裳に関する部分を引き寄せて、日本の染色界を牽引した「染司よしおか」五代目当主・染織史家、吉岡幸雄氏が往事の染色法そのままに再現した色彩辞典。平安の夢、368の色が蘇る。 | 「染司よしおか」五代目当主・吉岡幸雄がその鋭い観察眼を通して、日本人の美意識の歴史を綴る歳時記。古都の神社や寺院の祭事との係わりの中から、日本にあふれている伝統の色への言葉をつむぐ。 | 襲の色目 (かさねのいろめ)は、平安時代を知るために欠くことのできない王朝人の美意識。「染司よしおか」五代目当主・吉岡幸雄が、古法の植物染によって「かさね色」240種を復元。 | 蒐集された古文献・古裂(こぎれ)・染見本帳をもとに、古代から近世までの225色を徹底研究。染料・古染法や流行沿革などのほか、カラーチャートも収載した日本色彩芸術事典。 | かさねの色目は、一枚の袷(あわせ)仕立ての衣の裏表の裂(きれ)を合わせた色を言い、のちに十二単衣のように衣色を重ねた配合色も「かさねの色目」と呼ぶようになりました。本書では両者の色彩配合を取り上げ、260余種を解説。 |
商品の説明
出版社からのコメント
収録した色名の例:
【赤】
代赭色 (たいしゃいろ) / 茜色 (あかねいろ) / 緋 (あけ) / 紅絹色 (もみいろ) / 韓紅 (からくれない) / 今様色 (いまよういろ) / 桜鼠 (さくらねずみ) / 一斤染 (いっこんぞめ) / 朱華 (はねず) / 赤香色 (あかこういろ) / 赤朽葉 (あかくちば) / 蘇芳色 (すおういろ) / 黄櫨染 (こうろぜん) / 臙脂色 (えんじいろ) / 猩々緋 (しょうじょうひ) など 104色
【紫】
深紫 (こきむらさき) / 帝王紫 (ていおうむらさき) / 京紫 (きょうむらさき) / 紫鈍 (むらさきにび) / 藤色 (ふじいろ) / 江戸紫 (えどむらさき) / 減紫 (けしむらさき) / 杜若色 (かきつばたいろ) / 楝色 (おうちいろ) / 葡萄色 (えびいろ) / 紫苑色 (しおんいろ) / 二藍 (ふたあい) / 似紫 (にせむらさき) / 茄子紺 (なすこん) / 脂燭色 (しそくいろ) など 46色
【青】
藍 (あい) / 紺 (こん) / 縹色 (はなだいろ) / 浅葱色 (あさぎいろ) / 甕覗 (かめのぞき) / 褐色 (かちいろ) / 鉄紺色 (てっこんいろ) / 納戸色 (なんどいろ) / 青鈍 (あおにび) / 露草色 (つゆくさいろ) / 空色 (そらいろ) / 群青色 (ぐんじょういろ) / 瑠璃色 (るりいろ) など 60色
【緑】
柳色 (やなぎいろ) / 裏葉色 (うらはいろ) / 木賊色 (とくさいろ) / 蓬色 (よもぎいろ) / 萌黄色 (もえぎいろ) / 鶸色 (ひわいろ) / 千歳緑 (ちとせみどり) / 若菜色 (わかないろ) / 苗色 (なえいろ) / 麹塵 (きくじん) / 苔色 (こけいろ) / 海松色 (みるいろ) / 秘色 (ひそく) / 虫襖 (むしあお) など 57色
【黄】
刈安色 (かりやすいろ) / 鬱金色 (うこんいろ) / 山吹色 (やまぶきいろ) / 柑子色 (こうじいろ) / 朽葉色 (くちばいろ) / 黄橡 (きつるばみ) / 波白色 (はじいろ) / 菜の花色 (なのはないろ) / 承和色 (そがいろ) / 芥子色 (からしいろ) / 黄土色 (おうどいろ) / 雌黄 (しおう) など 36色
【茶】
唐茶 / 団栗色 / 榛摺 / 阿仙茶 / 檜皮色) / 肉桂色 / 柿渋色 / 栗色 / 白茶 / 生壁色 / 木蘭色 / 苦色 / 団十郎茶 / 土器茶 / 媚茶 / 鳶色 / 雀茶 / 煤竹色 など 107色
【黒・白】
鈍色 / 橡色 / 檳榔樹黒 / 憲法黒 / 空五倍子色 / 蠟色 / 利休鼠 / 深川鼠 / 白土 / 胡粉 / 雲母 / 氷色 など 53色
【赤】
代赭色 (たいしゃいろ) / 茜色 (あかねいろ) / 緋 (あけ) / 紅絹色 (もみいろ) / 韓紅 (からくれない) / 今様色 (いまよういろ) / 桜鼠 (さくらねずみ) / 一斤染 (いっこんぞめ) / 朱華 (はねず) / 赤香色 (あかこういろ) / 赤朽葉 (あかくちば) / 蘇芳色 (すおういろ) / 黄櫨染 (こうろぜん) / 臙脂色 (えんじいろ) / 猩々緋 (しょうじょうひ) など 104色
【紫】
深紫 (こきむらさき) / 帝王紫 (ていおうむらさき) / 京紫 (きょうむらさき) / 紫鈍 (むらさきにび) / 藤色 (ふじいろ) / 江戸紫 (えどむらさき) / 減紫 (けしむらさき) / 杜若色 (かきつばたいろ) / 楝色 (おうちいろ) / 葡萄色 (えびいろ) / 紫苑色 (しおんいろ) / 二藍 (ふたあい) / 似紫 (にせむらさき) / 茄子紺 (なすこん) / 脂燭色 (しそくいろ) など 46色
【青】
藍 (あい) / 紺 (こん) / 縹色 (はなだいろ) / 浅葱色 (あさぎいろ) / 甕覗 (かめのぞき) / 褐色 (かちいろ) / 鉄紺色 (てっこんいろ) / 納戸色 (なんどいろ) / 青鈍 (あおにび) / 露草色 (つゆくさいろ) / 空色 (そらいろ) / 群青色 (ぐんじょういろ) / 瑠璃色 (るりいろ) など 60色
【緑】
柳色 (やなぎいろ) / 裏葉色 (うらはいろ) / 木賊色 (とくさいろ) / 蓬色 (よもぎいろ) / 萌黄色 (もえぎいろ) / 鶸色 (ひわいろ) / 千歳緑 (ちとせみどり) / 若菜色 (わかないろ) / 苗色 (なえいろ) / 麹塵 (きくじん) / 苔色 (こけいろ) / 海松色 (みるいろ) / 秘色 (ひそく) / 虫襖 (むしあお) など 57色
【黄】
刈安色 (かりやすいろ) / 鬱金色 (うこんいろ) / 山吹色 (やまぶきいろ) / 柑子色 (こうじいろ) / 朽葉色 (くちばいろ) / 黄橡 (きつるばみ) / 波白色 (はじいろ) / 菜の花色 (なのはないろ) / 承和色 (そがいろ) / 芥子色 (からしいろ) / 黄土色 (おうどいろ) / 雌黄 (しおう) など 36色
【茶】
唐茶 / 団栗色 / 榛摺 / 阿仙茶 / 檜皮色) / 肉桂色 / 柿渋色 / 栗色 / 白茶 / 生壁色 / 木蘭色 / 苦色 / 団十郎茶 / 土器茶 / 媚茶 / 鳶色 / 雀茶 / 煤竹色 など 107色
【黒・白】
鈍色 / 橡色 / 檳榔樹黒 / 憲法黒 / 空五倍子色 / 蠟色 / 利休鼠 / 深川鼠 / 白土 / 胡粉 / 雲母 / 氷色 など 53色
内容(「MARC」データベースより)
万葉から江戸時代の終わりまでの染職人が行っていた、自然の植物から日本の色を出す業をたどる。日本の伝統色を、自然の恵みから得た染料や顔料をもとに再現し、色名にまつわる逸話や歌、物語などにもふれた色名解説の集大成。
著者について
吉岡幸雄 (よしおか さちお)
染織史家・「染司よしおか」主宰。
1946年、京都市生まれ。生家は京都で江戸時代より続いている染屋。1971年、早稲田大学文学部卒業後、美術工芸図書出版社「紫紅社」を設立し、『琳派』(全5巻)、『伊藤若冲』など多数の美術工芸図書を出版。『染織の美』(全30巻)、『日本のデザイン』(全16巻) の編集長を務める。その後、生家「染司よしおか」を継承、東大寺二月堂修二会 (お水取り) の椿造花、薬師寺花会式造花の紅染・紫根梁の和紙を毎年奉納。1991年以来、薬師寺三蔵院にかかげる五旗の幡、薬師寺の伎楽衣装45領、東大寺の伎楽衣装40領などを、天平時代の彩色ですべて天然染料で再現・制作。2008年、成田国際空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターをつとめる (グッドデザイン賞受賞)。
日本古来の染色技法を究明し、東大寺等の伝統行事、国文学、国宝修復など幅広い分野への貢献が認められ、2009年 京都府文化賞功労賞受賞、2010年 菊池寛賞受賞、2012年 NHK放送文化賞受賞。2016年 英国ヴィクトリア&アルバート博物館からの依頼で制作した永久保存用「植物染めのシルク」が同博物館に収蔵される。
主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』『日本の色の十二ヵ月 古代色の歴史とよしおか工房の仕事』など。
染織史家・「染司よしおか」主宰。
1946年、京都市生まれ。生家は京都で江戸時代より続いている染屋。1971年、早稲田大学文学部卒業後、美術工芸図書出版社「紫紅社」を設立し、『琳派』(全5巻)、『伊藤若冲』など多数の美術工芸図書を出版。『染織の美』(全30巻)、『日本のデザイン』(全16巻) の編集長を務める。その後、生家「染司よしおか」を継承、東大寺二月堂修二会 (お水取り) の椿造花、薬師寺花会式造花の紅染・紫根梁の和紙を毎年奉納。1991年以来、薬師寺三蔵院にかかげる五旗の幡、薬師寺の伎楽衣装45領、東大寺の伎楽衣装40領などを、天平時代の彩色ですべて天然染料で再現・制作。2008年、成田国際空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターをつとめる (グッドデザイン賞受賞)。
日本古来の染色技法を究明し、東大寺等の伝統行事、国文学、国宝修復など幅広い分野への貢献が認められ、2009年 京都府文化賞功労賞受賞、2010年 菊池寛賞受賞、2012年 NHK放送文化賞受賞。2016年 英国ヴィクトリア&アルバート博物館からの依頼で制作した永久保存用「植物染めのシルク」が同博物館に収蔵される。
主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』『日本の色の十二ヵ月 古代色の歴史とよしおか工房の仕事』など。
登録情報
- 出版社 : 紫紅社 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4879405493
- ISBN-13 : 978-4879405494
- 寸法 : 21.2 x 15 x 2.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 128,131位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全ページフルカラー。ずっしりとした重みがあり、お値段のとおり高級感を楽しめる一冊です。
色の系統(赤系、黄色系……)ごとにまとめられ、5cm四方の正方形にドンと色が置かれ、「○○色」という見出しも字が大きくて見やすい。
アイコンとなる色見本の他にも、その色を使われた実際のもの(衣装や道具など)が写真で載っているのでわかりやすい。
図が多く、カラフルなので目にも楽しいです。
説明文では、著者の吉岡幸雄氏が染師さんであることから、どのように植物から色を出すかや、古典の何に登場した色かなど、説明されています。
以前テレビで染師の方が、西洋ではピンクと言い表す色も、日本の色では何通りものピンクがあると仰っていたので、日本の色に興味を持っていました。
この本は、それを知りたいと思う欲を満たしてくれるのではと思います。
※3,300の本を購入したのに、帯が破れていて残念でした。
色の系統(赤系、黄色系……)ごとにまとめられ、5cm四方の正方形にドンと色が置かれ、「○○色」という見出しも字が大きくて見やすい。
アイコンとなる色見本の他にも、その色を使われた実際のもの(衣装や道具など)が写真で載っているのでわかりやすい。
図が多く、カラフルなので目にも楽しいです。
説明文では、著者の吉岡幸雄氏が染師さんであることから、どのように植物から色を出すかや、古典の何に登場した色かなど、説明されています。
以前テレビで染師の方が、西洋ではピンクと言い表す色も、日本の色では何通りものピンクがあると仰っていたので、日本の色に興味を持っていました。
この本は、それを知りたいと思う欲を満たしてくれるのではと思います。
※3,300の本を購入したのに、帯が破れていて残念でした。
2017年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色だけ見てても 由来を知らないと大雑把にしか捉えられないんじゃないかな?
例えば誰かに その人の目の前にない景色を伝えたい時
色と由来を知っていれば 言葉だけでも随分と幅が広がると思う。
画像や音をリアルタイムで送るのに手間も時間もかからない今だからこそ
知っていると違うよね! と
まだスマホなどに毒されていない親戚の子にもプレゼントしました。
もちろん自分の手元にも置いて 襲の色などの確認に(も)使用してます。
お試しページがないのが惜しいっ!!!とても見やすく綺麗!!!(言葉も含め)
例えば誰かに その人の目の前にない景色を伝えたい時
色と由来を知っていれば 言葉だけでも随分と幅が広がると思う。
画像や音をリアルタイムで送るのに手間も時間もかからない今だからこそ
知っていると違うよね! と
まだスマホなどに毒されていない親戚の子にもプレゼントしました。
もちろん自分の手元にも置いて 襲の色などの確認に(も)使用してます。
お試しページがないのが惜しいっ!!!とても見やすく綺麗!!!(言葉も含め)
2020年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の文化を知るうえで貴重な書籍です。
2024年4月20日に日本でレビュー済み
まだチラッとしか見てないが内容は素晴らしい電子書籍化すれば良いのに
2017年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
義理の母が染色をしているので購入してみました。色を出すのは大変そうですが、植物の色の多様性に驚いています。また、私は天平文化が好きなので色を見ながら隋・唐の時代の人々に思いを馳せ楽しんでいます。
2007年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色同志(類似色、または発展史上の関連色など)の図版の兼用があり、
ページを前後して見ることを促す文章にぶつかると
とまどいを感じましたが
言われるままに前後して参照しているうち、
「広がり」が見えてきます。
現在進行形で「色の世界」に取り組んでいる方ならでは
随所に独自の視線が。
(一般に言われている色の定義付けの訂正や
ご自分で命名された別名
染色ではない、日本の風景の中にある色の写真、
それと色との関連で著者の抱いている推論など)
著者プロフィールからイメージして
「植物染料素材自体がもっている色と染色によるその色の変化」
(染色の基本方法論的なもの)が書いてあるのでは?と思い
これが購入動機でした。
実際にはその記述は薄いか?という(*)
手前勝手な期待はずれがありましたが
そんな勘違いは補ってあまりある
世界が広がります。
図鑑とか事典辞書に必要なのは
情報だけでなく「世界観」と
本が語っているような気もします。
軽くふれるにとどめてある色との
メリハリも見事だと思います。
(追記:藍色に2種ありなど、*染色の法則についても
色の再現に必要な限りでちゃんと書かれていました。
読み手によって深さが変わって見えるようです。
誤表現訂正・あやまらせて下さい)
ページを前後して見ることを促す文章にぶつかると
とまどいを感じましたが
言われるままに前後して参照しているうち、
「広がり」が見えてきます。
現在進行形で「色の世界」に取り組んでいる方ならでは
随所に独自の視線が。
(一般に言われている色の定義付けの訂正や
ご自分で命名された別名
染色ではない、日本の風景の中にある色の写真、
それと色との関連で著者の抱いている推論など)
著者プロフィールからイメージして
「植物染料素材自体がもっている色と染色によるその色の変化」
(染色の基本方法論的なもの)が書いてあるのでは?と思い
これが購入動機でした。
実際にはその記述は薄いか?という(*)
手前勝手な期待はずれがありましたが
そんな勘違いは補ってあまりある
世界が広がります。
図鑑とか事典辞書に必要なのは
情報だけでなく「世界観」と
本が語っているような気もします。
軽くふれるにとどめてある色との
メリハリも見事だと思います。
(追記:藍色に2種ありなど、*染色の法則についても
色の再現に必要な限りでちゃんと書かれていました。
読み手によって深さが変わって見えるようです。
誤表現訂正・あやまらせて下さい)