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アジアの声 (第9集) 単行本 – 1995/8/9

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

南京大虐殺と原爆

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

敗戦から50年を経てなお清算されていない、侵略戦争の犯罪と日本の民衆が受けた傷あと。南京大虐殺、強制連行等、アジア各地の被害者と、空襲・原爆・沖縄戦等、国内での被害者が、それぞれの体験を語る。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東方出版 (1995/8/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/8/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 211ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4885914469
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4885914461
  • カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夏淑琴さんの一家の全員殺戮の事実を、日本人は、事実として認め、謝罪しなければならない。
20人~30人の小部隊に分かれての、中国人の皆殺しである。強姦もするし、その後、女性器に杖を突っ込み、死体を冒涜した。
ここには、中国人に対する、敵愾心、憎しみ、戦友の仇打ち・・・戦場での殺人の精神状態のまま、庶民に接した当然の結果であった。
夏淑琴さんの<近所の狭い場所>でさえ、200人位もが殺害されている。つまり、特別ではなく、極く<平凡な事件>であった。
ただ、夏淑琴さんは、銃剣で3ヶ所刺され、出血多量で気を失い、死んだと思われ、兵士が去り、<奇跡的に>助かったので、証言ができた。
日本軍が安全を約束した南京安全区でさえ、日本兵の犯罪が多発しており、夏淑琴さん一家のいた安全区の外では、日本兵による無法地帯であった。
日本軍が占領すれば秩序が回復するという噂も流れていたが、この現実に遭って、
南京庶民は、南京安全区に逃げ込み、最初は20万人であったが、25万人にも増加した。つまり、南京城内で、人口が移動したのである。
城内の面積の7/8を占めていた<安全区外>から、面積が1/8の安全区の中へと。

まず、<南京大虐殺>と、<原爆>とは、その戦争犯罪の性質が完全に異なる。

捕虜の殺害は、<現地・南京の司令官による軍命令>で行った。つまり、中央の命令ではない。
前から、<戦争>でなく<事変>だから、戦争法規・国際法を適用しないという方針も出ていた。

しかし、一般庶民への虐殺、強姦、暴行、略奪、放火、・・・これは、軍命令ではない。
しかし、軍トップに兵士の不満が爆発しない様に、中国人に対する無法に対しては、黙認し、厳しく取り締まらなかった。

だから、東京裁判で、松井石根・総司令官と、広田弘毅・外務大臣が、不作為の罪(防止の手段を講じなかった)で、死刑となった。
また、大きな国際問題になったので、日本軍は対策を立てて、その後に二度と南京大虐殺を繰り返さなかった。
つまり、大都市を陥落させても、軍トップがしっかりしていると、防止できるのである。
また、日本兵・日本人が、本質的に残酷な性格であるのでもない。

だから、ナチス・ヒトラーによる<ユダヤ民族撲滅を目的とした>計画的な組織的なホロコーストとは、完全に性格が異なる。
南京大虐殺をホロコーストと呼ぶのは間違った認識である。当然、ユダヤ人もまったく異なると反対している。

ここで一番重要なのは、なぜ<国内では優しい>日本人が、南京大虐殺を起こしたのか?の原因の分析にある。
現在でも、世界の紛争で、酷い大虐殺や強姦、略奪、放火が、頻繁に起こっているので、決して過去の問題ではない。

他方、原爆の投下は、米国の政治家・役人・財界などトップの、組織的な・長期的な・人道上の戦争犯罪行為である。
一般市民の全滅は、どのような名目でも、正当化できない。(最新鋭の焼夷弾を開発しての東京大空襲も同様である。)

もう日本の敗戦が明確になっている時点であり、
百歩譲って、広島の原爆だけで、十分であった。
しかし、<原爆の構造の種類>が、広島と長崎では、異なるので、長崎にも、<別の方式の>原爆を投下した。
つまり、日本人を、実験のモルモットにしたのである。だから、戦後に、原爆の威力・効果の大きな調査団を送ってきた。
ソ連との冷戦への重要な道具として、原爆を位置づけて、東洋人である日本だから使用した。
(同じ、キリスト教国のドイツには、使用しなかったであろう。勿論、ナチスが開発したら、対抗上、原爆を落とすだろうが…)

被害の現実の明確化と、同時に、加害者の追及が、より重要である。再発させないために。
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