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在日タタール人: 歴史に翻弄されたイスラーム教徒たち (ユーラシア・ブックレット No. 134) 単行本 – 2009/2/20

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋書店 (2009/2/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/2/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 63ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4885958326
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4885958328
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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松長 昭
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アゼルバイジャン語のスペシャリストの著者による在日タタール人の記録です。
詳細な内容は、ほかの方が書いてらっしゃるので省きますが、
代々木上原にモスクがありますが、その歴史背景を知りませんでした。
日本に、居住していたということも。。
大変面白い本です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たいへんおもしろかった。タタールの人々がかつて日本にやってきてくれたことだけでも、「よく来てくれました」という気持ちでこの本を注文したのですが、読み進むにつれて、ソ連や中国という大国に翻弄されたタタールの人々が「満州国」や日本にどれほど期待していたか、どんなに失望させられたかを感じられた。タタール民族の運命を通して、日本という国の本質がわかるようです。「ごめんね〜、期待に応えられなくて」というしかありません。本書を読むにつれ、五族協和やアジアの解放が、まったく日本のご都合主義だったのかがわかります。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年1月19日に日本でレビュー済み
 約2千人(満州・中国に7千人)と言われる総数は不明ながら、ロシア革命と内戦からの避難民として無戸籍のまま来日後、東京・名古屋・神戸・熊本などにコミュニティを作り、ウール毛織物のの羅紗行商を日本全国でしたりしながら暮らし、戦後8年を経て、トルコ国内世論によりトルコ国籍を付与され、貧困から逃れトルコ・米・豪などへ再び移住していった在日タタール人について、論文的な堅めの筆致で書かれている。

 日本の研究が、戦中の対回教政策などを嫌って中東イスラームを中心としており、少数の在日タタール人も世代交代しているので、研究は少なく、解明も困難な中、1917年のロシア革命から約40年間の足取りを、反ソ活動家として軍部と結びついたクルバンガリーと、タタール人の地位向上を目指し来日したイスハキーの二人を軸に、ムスリム運動の方向をめぐる対立、ソ連の極東政策、満洲問題、日本のイスラーム世界への戦略、陸軍の諜報活動など幅広く書かれており、ブックレットだが中身は詰まっている。

 今では、東京ジャーミィも建て替えられ、プロレスのレフェリーをしたユセフ=トルコやタレントのロイ・ジェームスを覚えている人も少なかろうが、タタール人が日本の歴史の一片として存在した事も残すべき資料であり、遅まきながら研究が待たれよう。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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