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中国の音楽論と平均律──儒教における楽の思想 (ブックレット《アジアを学ぼう》) 単行本(ソフトカバー) – 2014/10/25

4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価

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調和の音律こそ政治の安定。限りなく世の安寧を願う儒者の探究は、西洋音楽に先んじてどの音でも主音になりうる音律理論に到達した。天・地・人すべてを結ぶユニークな理念を紹介。

商品の説明

著者について

田中有紀(たなか ゆうき)
1982年、千葉県生まれ。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、立正大学経済学部専任講師。中国思想史・中国音楽史専攻。2008年より2010年まで、松下国際スカラシップにより、北京大学哲学系に留学。
主要論文に「北宋雅楽における八音の思想―北宋楽器論と陳暘『楽書』、大晟楽」(『中国哲学研究』23号)、「明代楽論に見る「朱子学的楽律論」の変容―「往而復返」と「礼失求諸野」」(『日本中国学会 第一回若手シンポジウム論文集』)、「朱載堉の律暦合一思想」(『中国―社会と文化』27号)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 風響社 (2014/10/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/10/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 58ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4894897717
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4894897717
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 0.5 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月21日に日本でレビュー済み
<本書の構成>
はじめに
第1章 楽とは何か
第2章 音律学と律暦思想
第3章 中華の楽、夷狄の楽
第4章 朱載堉の平均律
第5章 江永と河図・洛書
おわりに

 著者の田中有紀氏は、後に「中国の音楽思想(朱載堉と十二平均律)」東京大学出版会、2018、を著している。こちらは500ページに近い大著であり、專門書として田中氏の研究成果が豊富に盛り込まれており完成度が高い。それに比べると本書は約50ページしかないが、著者の主張がコンパクトに要約されており、上記の本の入門あるいは概要として手軽で読みやすい。(本の価格も本書が圧倒的に安い!)

 大きなテーマは、中国明末(16世紀)の朱載堉(しゅさいいく)の十二平均律の音楽思想がどのように形成されたか?という事である。 その為にまず「経学としての楽」について說明されている。 中国の王朝では音楽は単なる娯楽ではなく、天と人の秩序を論ずる儒学の対象であり、王朝の宮廷儀式に欠かせないものであった。(経学とは儒教経典の学問で、「易経」「詩経」などが経学のテキストとして有名、ただし「楽経」という書はなく楽については比較的自由に論じられて来た、と著者は指摘している)

 この「経学としての楽」は、漢代において初めて宮廷の図書目録「七略」を著した劉歆(りゅうきん)によって、三分損益法(ピュタゴラス音階)に基づく律暦合一思想として体系化された。 音律(楽の数理)が易学や天文暦法や度量衡と密接に関係し合い、天と人の調和(循環)を支える基盤となるのである。 ここで三分損益法とは3:2、3:4の比による音階の構成であり、古代ギリシアのピュタゴラス音階に匹敵する。 ただし三分損益法には大きな問題があった、それはこの方法を繰り返してもオクターブ(2:1)の音階が正確に得られないことであり、儒者により「往きて返らず」(いわゆるピュタゴラス・コンマの問題)として指摘されていた。 この「往きて返らず」の問題を根本的に解決したのが、朱載堉の十二平均律の楽理なのである。 その意味で朱載堉は、劉歆の律暦合一思想をより完全なる循環性のもとに再構築したとも言える。

 では朱載堉の十二平均律は、どのように発見されたのか? 十二平均律は数学的には2の12乗根が必要になるが、それは2に対して平方根をとる操作を6回繰り返しても得られる。 朱載堉が着目したのは、中国古来の河図・洛書(かと・らくしょ)に由来する陰陽の思想であり、正方形(陰)に外接する円(陽)の関係から、正方形の対角線を斜辺とする直角三角形に勾股(こうこ)の術(ピュタゴラスの定理)を適用して2の平方根を計算するのである。(「九章算術」以来、どのような数も分数で表されるという信念があり、平方根を近似的に計算してゆく開平術が知られていた) 朱載堉の律暦合一思想を、著者は儒者の「理想」であると述べているが、音律が易学(陰陽)や暦学や度量衡と密接に結びついている様子は、大著「中国の音楽思想」の方でくわしく論じられている。

 バッハやラモー以降、平均律(よく調律された)の近代和声論があまりにも一般的になってしまったため、現代人は滅多に平均律以外の楽曲を聞くことはない。 しかし人間の聴覚は音の周波数の比が簡単な自然数比であるほど美しく感じるので、本当は十二平均律より純正律(ピュタゴラス音階)の方が美しく聞こえるはずであり、マックス・ウェーバーも「音楽社会学」(草稿)の中で「現代人はすでに純正律の美しさを忘れている」と嘆いている。 面白いことに朱載堉は実学的な面もあり、十二平均律と三分損益法で調律された2つの楽器演奏を実際に聴き比べており、十二平均律の方を美しいと述べている。(「中国の音楽思想」第二部第十一章) これに対して著者は、朱載堉は自身の律暦合一思想の世界観への信念(盲信?)によって「理論が実験(聴覚)より優先された」のではないか、と指摘している。

 マックス・ウェーバーの「音楽社会学」は、「西欧の近代化(合理化)はなぜ起こったのか?」を主要テーマとする一連の研究(「経済と社会」や「宗教社会学」)の一環として書かれており、バッハやラモーの平均律を西欧のみに成立した「合理化」の一つ帰結として描き出している。 しかし「音楽社会学」で触れられている東洋音楽はそれほど多いわけではなく、ウェーバーが朱載堉の十二平均律を知っていたとは思われない。 その意味で、朱載堉の十二平均律や律暦合一思想を解説した田中氏の研究は大変興味深い。 もちろんウェーバーは平均律に至る「合理化」の要因として、楽譜(合理的記譜法)や鍵盤楽器による和音的和声法(調性音楽の自由性)の発達を挙げているので、すぐに朱載堉の十二平均律と比較できるわけではないが、思想史に音楽史や科学史がクロスオーバーする領域として、田中氏の著作は中国の音楽思想の魅力を十分に伝えている。

 尚、漢代の劉歆の律暦合一思想(術数学)については、川原秀城(東大名誉教授)の「中国の科学思想(両漢天学考)」創文社、1996、がくわしい。 田中氏によれば、東大大学院で特に熱心に師事したのが川原氏だったそうである。
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2015年5月9日に日本でレビュー済み
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とても小さな本で、簡潔な記述が好ましい。可能ならばより深く掘り下げた本の出現を望む。
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