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池田 修
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教師になるということ 新書 – 2007/9/1

池田 修 (著)
4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価
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  1. ISBN-10
    4902232413
  2. ISBN-13
    978-4902232417
  3. 出版社
    ひまわり社
  4. 発売日
    2007/9/1
  5. 言語
    日本語
  6. 本の長さ
    183ページ
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ひまわり社 (2007/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 183ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4902232413
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4902232417
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 10個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

あるみぃ
5つ星のうち4.0 小さいが確実な「なるほど」
2011年4月28日に日本でレビュー済み
良書。教職を目指す高校生・大学生をはじめ、新任の教師の方に向けて書かれた本です。

教師とは？教育とは？という問いに答える本のなかでも、著者の経験に根付く「私はこう思う」というニュアンスの内容で、押しつけがましい教育論ではありません。

教師の役割、教師になる方法をわかりやすく説明した後、
実践的な指導の知恵、工夫がエピソードをもとに書かれています。
教師観が変わるような大きなものではないけれど、確実に「なるほど！そういう方法があったか！」と発見がありました。

私も教職志望ですが、教職の大変さの話ばかり聞いて変に身構えてしまっていたのが、
少し軽くなった気がします。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ボブボブおじさん
5つ星のうち5.0 道標
2016年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教師になろうか迷ってる方は読むべきだと思います。
教師という仕事の良い面や悪い面、教師になるために必要なもの、
実践的な教授法等々を非常に分かりやすくユーモラスに書いてあります。
単純に面白いだけでなく、道標にもなりかねない本です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ミヤコ
5つ星のうち3.0 主に教師を目指す人に向けて書かれた、教育について広く扱った本
2010年8月18日に日本でレビュー済み
本書は、最初のページにも書かれているように、「これから教師を目指す
人や、いま教師のスタートをきったばかりの人」を主な読者対象として、
教師にまつわる様々なことを広く語った本である。

著者は19年間国語の中学校教師として教鞭をとり、現在は大学にお勤め
でいらっしゃる。本書では、著者の経験が長かった中学校教師時代の経験が
中心に書かれている。
文調は、意識して平易に書かれているため、読みやすく、数時間で読破できる。

内容は、「教育とは」、「教師になるには」、「教師の魅力」、「教師に
必要な力」、「クラスをつくるとは」等、教育職にまつわることについて、
広く扱っている。
確かに、教師を目指している人、教師という仕事に興味や関心がある人
には、教師という仕事の全体像が見える点で、有意義な本である。
読みやすさの点からも、最初に読む本の１冊として適当な本であるだろう。

ただ気になることとしては、本書の内容は主に著者の経験をもとに書かれて
いるため、ややテーマから拡散してしまっていると感じるところがあったり、
「大学の先生が書かれた本」としては、著者の経験をもう少し学術的な観点
からの収束があってもよかったのではないか、と感じる。それは、決して
本書の読者対象である「これから教師を目指す人たち」を離すものではなく、
実践と研究の両面からの視点を与えることの意義に繋がるからである。
この点において、経験を積まれた先生方には物足りなく感じるかもしれない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Masashi Yamanaka
5つ星のうち5.0 生きた知恵がある
2007年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ああ、挑戦状だな、これは」
　というのが印象でした。

　著者は東京都の中学校で子供たちと向き合い続け、今は京都橘大学で教師の育成をされている方です。
　教師になる、ということが
　1)体系的
　2)実践的
　3)問題提起的
　に書かれています。

　体系的とは、教育の定義、教師の資格から始まり、授業、学級経営など多面的な項目を筋道立てて押さえているということです。
　実践的とは、それぞれが現場の知識と知恵を基に、「ああ、なるほど」と腑に落ちる事例と共に書かれているということです。
　これだけでも稀有な本なのですが・・・

　問題提起的。
　この本は「答え」だけではなく、「問い」としても書かれているように感じます。
　例えば、ペルーから来た生徒の逸話が紹介されています。日本語は一切話せない。スペイン語のみ。さて、著者はどう取り組んだか。
　その模様が紹介されてはいるのですが、「こういうことが大事なんだよ」というのではなく、「僕はこうやったけれども、さて、君たちならどうする？　考えてごらん。但し、子供たちは待ってはくれないよ」という著者の呟きが聞こえてきそうな気がします。

　教育について考え続け、生徒と向き合い続けた体験を通じてしか分からない「視点」と「問い」を投げている書だと思います。

　もちろん、新書なので紙幅は限られており、「もっと詳しく聞きたい」と思う点も皆無ではないにせよ、くだけた表記法と併せて、広く教師を目指す方が手に取るには相応しく、大変読みやすい本だと思います。
　
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ちーばくん
5つ星のうち5.0 教師の奥深さと魅力を再確認できる一冊
2013年2月23日に日本でレビュー済み
教師の奥深さ、難しさ、そしてなにより教師ならではの喜びを、教師志望の学生や新卒教員に温かく語りかけている一冊。
「教師の仕事」を、常識や定説、学説にとらわれず、自分の頭で考え、身をもって学び、そして省察した池田先生ならではの｢教師論」がこの一冊に凝縮されている。
新人でも、もちろんベテランでも、この一冊で「教師って大変だけれども魅力的な仕事だからやってみよう」という思いを強くすることだろう。

池田先生ならではのひらめきに満ちたコメントにどきっとさせられる。
以下の言葉に興味を持ったぜひ！
・教育はラグビー
・自転車の乗り方と教育・宝石探しと教育
・突き抜けた感
・よいクラスって？
・大人であるか、子どもであるか
・湯船の法則・エスカレーター逆送の法則
・わからないことがあったら子どもに聞く
・Ｎ君スペシャル授業
・Ｎ君からの本当のプレゼント
・母のエピソードから考える、社会につながる学力
これらのコメントどれもが、池田先生の体験と省察から生み出されたものであるということに驚きを覚える。
（大学の先生らしく？）だれか偉い人の本を引き合いに出して、それを紹介するという本ではない。
池田先生の教師人生の中で出会ったり、あれこれ考えて導き出したことばが、この一冊にまとめられているのだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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うしのせあぶら
5つ星のうち5.0 子どもたちからのプレゼントとは…（秘密）
2007年9月18日に日本でレビュー済み
今日本が届き、一気に読んでしまいました。
失礼だけど、横になりながら（汗）。
すみません。読みやすかったもので。

いや、この本は、とてもいい本です。
すべての方に読んでいただきたい本だと思いました。
特に、池田修さんの『こんな時どう言い返す』をamazonで酷評した方々には、しっかり読んでいただきたい本です。

教師に必要な力とは。
クラスを作るとは。
授業を作るとは。
そういうことについて書かれていますが、いわゆる「ハウツー本」ではありません。
この本を読むと、自分の教師としての有りようを問い直す「きっかけ」になりそうです。

「湯船の法則」たいへん勉強になりました。
これから学級を作るとき、授業を作るときに、
この本に出ていたお話を意識してやっていきたいと感じました。

これから教師になろうとしている若い皆さんの中には、これからは教師をやっていきづらい時代になってくると感じている方もいるかも知れません。
でもこの本は、そういう皆さんへの応援歌にもなっていると思います。
ぜひ若い皆さんにも、今の仕事に悩みを持っている皆さんにも、そうでない皆さんにも、読んで欲しい本だと思います。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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