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「村の鎮守」と戦前日本 「国家神道」の地域社会史 単行本 – 2009/7/22

4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

日本の村々に多く存在し、地域の氏神を祀った小さな神社=「村の鎮守」。これまで、こうした神社は旧い在地社会の象徴であり、近代化に対立する存在と考えられていた。だが、大正デモクラシーと社会の現代化が広まる中、新世代の神職たちは社会へ積極的にコミットしていくことに目覚め、やがて地域アイデンティティと新しいナショナリズム(=ファシズム)の担い手となっていく。「国家神道」を「下」から創り出された新しい宗教ナショナリズムとして描き出し、地域社会史の視点から歴史観の転換を目指す新しい挑戦。
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商品の説明

著者について

1969年生まれ。首都大学東京大学院人文科学研究科助教

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 有志舎 (2009/7/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/22
  • 単行本 ‏ : ‎ 368ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4903426262
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4903426266
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 1個の評価

著者について

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畔上 直樹
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年8月26日に日本でレビュー済み
副題に−「国家神道」の地域社会史−とある。そして「国家神道」を「下」から創り出された新しい宗教ナショナリズムとする仮説は興味深い。

ところで著者のいう「国家神道」とは何だろう。GHQの神道指令の分析がないから、著者独自の概念かと思い読んでみると、どうやら村上重良らがまき散らした捏造の国家神道のようである。神道指令とは別な「国家神道」ならそれなりの定義をすべきではないか。

宗教ナショナリズムを超国家主義と結びつけたところは面白い。ただ超国家主義を特定できなかった丸山真男や橋川文三の事実を重要視していない。先行研究に対する学問的な評価ができていないのではないか。

この本の序章・第六章第七章はどうにも分かりにくい。加藤玄智の国家的神道と神道指令の国家神道とは定義が違う。GHQの関連文書を読み込めばこのことが明らかになるだろう。

この副題には難がある。あまりにも内容と落差がありすぎるような気がする。
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