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上方滑稽本集 from books.google.com
... 滑稽本ももう四五冊の短篇ではなくなって来た。花暦八人清和人『七偏人』のごときは、即ち此の長篇ものである。江戸の太平に馴致されて、江戸人の妙智は、文藝の上に遺憾なく其の特色を發揮し、黄表紙となり、洒落本となり、狂歌となり、川柳となり、上方 ...
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... 滑稽本→女房詞にようぼちゅうぼん*近世後期の小説の一種類で、滑稽を主とした。当時は本の大きさから「中本」と呼ばれてい ... 上方でも出版されてる。 1804 )、『井中水』(文化五年 1808 )、『楽屋方言』(享保四年(いずれも近世文芸叢刊第四巻『上方滑稽本集 ...
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... 集』)その他がある。上方洒落本の書目に「京阪滑稽本及洒落本年表」(藤井乙男『江戸文学研究』所収)がある。【滑稽本】上方の滑稽本は、時代が下るほど口語的になる。『大平楽国字解』(安永五年<一〉。翻刻・近世文芸叢刊第四巻『上方滑稽本集』所収)は ...
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... 滑稽本、歌舞伎脚本を加え比較検討した。詳細は巻末に掲げる。また近年、寺田( 1996 )において安永期の江戸の噺本を二期に分けると、前半に比べて後半において上方的な語の衰退が著しいということが指摘された。本稿の命令形の調査でも、安永期の前半に ...