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国権と民権の相剋 from books.google.com
... 民権運動から初期議会にいたる時期の民権と国権の対抗の問題である。ブルジョア民主主義革命運動といわれる自由民権運動が、絶対主義的天皇制の形成と対決する性格をもっていたことはいうまでもない。民権運動の敗北、明治憲法による帝国議会の開設は ...
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... 国権か民権かという争点をつくり、国権、なかんずく君主の統治権を損なう民権派」という攻撃を行った。政府官僚派が明治十年代に反民権派へのスローガンとして使った国権概念は、民権派が政府攻撃に使った、外交上における国家の権力の ... 国権と民権の相剋.
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... 国権と民権の相剋」の命題は成立しないか私は坂野の論文を読んでいると自由民権運動というものが、きわめて平板な、かつ矮小なものにされているのに気づかざるを得ない。これでは、坂野がこの論文を、「民権百年」に冷水を浴びせるために書いたと曲解され ...
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... 民権のエスブリである。人民の抵抗こそ国家権力の適正行使のための不可欠の保障である。植木枝盛は今から一〇四年前に次のように言ったが、私は卓見だと思う。「ソレ政府ハ単ニ良政府ナシ、人民唯之ヲ良政府トナラシムルノミ」(一八七七年)。江藤氏は国権 ...
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... 民権派-民党派どれだけ対抗し得たのかという、国権と民権の相剋の構図をによって行われていた。しかし清仏戦争以降、民権派-民党は一貫して藩閥主流(伊藤井上ら)より対外的に強硬な主張•を唱えており、かかる構図は成り立たない。この国権と民権の相剋 ...
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... 民権』「日本の歴史」 25 、小学館、一九七六年永井秀夫他編『シンポジウム日本歴史 16 自由民権』学生社、一九七六年遠山茂樹『日本近代史 I 』岩波書店、一九七五年江村栄一・中村政則編『国権と民権の相剋』「日本民衆の歴史」 6 、三省堂、一九七四年 ...
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... 国権と民権の相剋』市下堀谷、氏原真平氏所蔵文書。( 9 )鳥田市岸、増田元吉氏所蔵文書。年代の確定は「丸山教会開山尊師御説教日記」(前掲氏原真平氏所蔵文書)による。両史料と( 11 )鹿野政直「世直しの思想と文明開化」(鹿野政直・高木俊輔編著『維新 ...
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... 民権論は、朝鮮の二つの事件を経て、強硬外交論に転じた。民権確立のためにはまず国権確立が必要という主張である。すでに一八八〇年九州福岡の民権政社筑前共愛会は、いち早く解散し、玄洋社を結国権と民権の相剋この福沢と兆民の差は何だろうか。福沢は ...
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... 国権と民権の相剋』、三省堂、昭四九) ( 3 )島田分教会「院長尊師御説得の控」明二六。( 4 )井野辺茂雄『富士の信仰』(官幣大社浅間神社編富士の研究 III )古今書院、昭三。( 5 )浜北市下堀谷、氏原真平氏所蔵文書。( 6 )同右。( 7 )静岡県志太郡大井川町 ...