市民社会の再評価というテーマを多角的に論じる

近代市民社会の科学的自己認識として、社会学は、いかに近代という時代に対応し、またそこから問題を受けとってきたか。きびしい時代の転換意識をもって、こんにち社会学が ...

「市民社会」という言葉の歴史の概説書

不透明な現代社会の多面的相貌を解明し、「公共性」を指導原理とする社会問題解決に向けての道標を打ち立てる。理念・歴史・実証・理論からの多角的アプローチを試みる力作 ...

Gesellschaftskritische Dialoge. Dialoge zu ueberwiegend japanbezogenen Themen.

古代から現代までに論及,初の本格的概念史

... 市民社会批判の系譜田村秀夫編東京中央大学出版部 1973 273,4p 22cm 内容:市民社会観の成立と発展(田村秀夫)産業革命と空想的社会主義―オウエンとサン=シモンの生産力把握(亀山潔)ロマン主義的反抗一カーライルとラスキンにおける社会 ... 社会思想社会科学.

... 市民」とは、批判理論を練り上げた哲学者たちであり、それは例えば、マルクス、プルードン、ハーバーマス、フーコーなどであった。これに対して近代には別の系譜として、統治術の構想力を練り上げるという思想伝統がある。その代表的な哲学者は、ベンサム ...

市民社会の基礎をなす政治的・法的な観念体系を生み出した人文主義の水脈を、古代から現代の歴史学にいたる批判の系譜にたどる。