... 核時代の今日、人類には新しいスローガンが必要になった。すなわち、「万国のヒバクシャよ、団結せよ!」「ノーモアヒバクシャ!」というスローガンがそれである。このスローガンが実現されないかぎり、労働者階級も被抑民族も生存し ... 核時代の人間存在.

核時代の死生観を宗教間対話を通して考察

... 人間存在の意味を日本人として国民的に自覚すること、その言葉を国際的に通用させ、人類的意識にたかめること、このことなしには、人類は”ヒバクシャ"という人間存在であることから解放されないであろう。( 1 )拙稿「核時代の文化的ビジョン」、『朝日 ...

... 時代にこそ、偶発事故によって文明が絶滅する危険が生れたということは、核時代の人間が当面しているディレンマを端的に示している。かつてケネディは、一九六一年九月の国連演説で、こう訴えている。「今日、この惑星上に住む全人類は、それがもはや住む ...

... 核時代における科学と政治』(七二年、れんが書房)、坂田昌一編『核時代と人間』(六八年、雄渾社、京都市)、久野収氏編『核の傘に覆われた世界』(六七年、平凡社)、岸田純之助氏『核』(七五年、朝日新聞社)湯川秀樹、朝永振一郎、豊田利幸氏編『核軍縮への ...