... 歌語である。たしかに、久保田正文のいうように〈島木赤彦の短歌の基本性格は、『太虐集』から『柹蔭集』に代表されるような、スタティックに諦念的な自然詩とみるべきであろう〉(「現代短歌の世界』)。つまり、この赤彦短歌の基調ともいうべき ...

20世紀は短歌が日本文化内で「再誕」した時代であった。特に盛況を迎えた60年代から80年代前半において、その契機となったのは、ジャンルを超えて活躍しはじめた女性たちの力 ...

近代から現代へつらなる大きな流れとは。牧水、空穂から高野公彦、伊藤一彦へと個々の作家を読みといてゆく。

短歌を作ることとは、各自が「個性」と向き合うこと。 初心者はもちろん経験者も知りたい、短歌作りの基本から実践、 短歌の世界をもっと広げるための応用まで紹介! ...

たとえばこういう歌に惹かれた。それはあきらかに詩的感動にほかならなかった。やがて、その友人のすすめで雑誌の投稿欄に ... 短歌の世界にふれたことは、その後の私の方向をある意味で潜勢的に決定づけた。私は早くから自分の好悪に気づいたが、それは ...