本書は、西欧の知性が興り展開したときに数学の演じた役割、数学の明晰さや神秘さの起源、その普遍性と不可欠性などについて述べたものである。

第五回配本、第六巻は『自然科学史/数学史/医学史』。標題分野における著作・論文を幅広く収録。解題担当は武田時昌。

... 科学史における数学』を読んで、ぼくの『数学の歴史』と重なるところが多いのに少しイヤになっているのだが(もっとも、ぼくよりもほんの少しだけジミで、くらべようもないほどに学識ゆたかではあるが、しょせん千八百円と三百円ではショープにならない) ...

ギリシア数学史に登場する様々な人物の業績を中心に、数学の予備知識がなくても読めるよう叙述を展開したヒースの数学史研究の決定版。本書は訳書II巻出版以来、長年好評を ...

『現代代数学』、『群論と量子力学』等の名著によって現代数学の第一人者として知られる著者の手になる本書は、現代科学文明への批判を内に秘め、思想史や文化史における数 ...

伝統中国数学を発展させた和算。そして明治維新期の近代西欧数学への転換。日本数学の軌跡をたどる。

中国と日本の伝統数学の歴史を英文で著述して、国際学界に名を馳せた世界的科学史家三上義夫(1875 ...

“数学・自然学・形而上学”がヨーロッパ精神を創った。科学史/科学哲学の古典的名著。