=ヨーク農民の日記, 1850 年岡田泰男農民の日記が,農業史の貴重な史料であることはいうまでもない。もちろん、日記をつけていた農民は例外的であって,そうした史料から,平均的農民の姿を描き出すことは困難かもしれない。しかし,農民の日常生活を知らせて ...

―新潟県の一近郊農村を事例として―」(『農業法研究』三一、一九九七年五月)と 2 大門正克「農民自治とデモクラシ農民日記を題材として」(南亮進・中村政則・西沢保編『デモクラシーの崩壊と再生学際的接近』日本経済評論社、一九九八年二月)がある。西山 ...

... 至りだが、もっともなことでもあるとその日記に記し、武家方の返事はどうだろうかと興味をもつて記している。そして集會のあと十三月十六日に、この「衆」が雨軍と嚴重な談判をつづけている旨の情報を相次いでうけて日記に書きとめた。中世の農民一揆一五四.

... 日記」「東経大人文科学論集』(第二四号、昭和四十五年)にも同様の見聞記が( 3 )森貞吉については、本書の「農民の手紙 ... 日記や、良く知られた鉱毒運動の指導的農民以外にも、無名の農民の農事日記・当用日記の広範な発掘・保存・分析の学風が確立する ...

... 農民日記にせよ、公刊する場合完全な形で活字にすることがのぞましい。無名だからといって活動した農民の氏名を削除したり、請願文などを要約したりすることは学問的価値を低めてしまうのである。日記、手紙などの農民文書のもつ第二の意義は、その文章等 ...

近世農民運動史論 高橋実. 否めない。このため、事件における農民の行動の一面を取りあげ、「農民はかく闘残された文書史料 ... 日記・記録類は、農民の多様な生活の営みを浮かびあがらせてくれるまたとない史料といえる。このように、農民の日常のあゆみを ...