江戸時代の庶民生活の諸相を貴重な版本(影印)で見せる一大叢書。収録分野・領域(ジャンル)がさらに多彩な広がりを見せる。
... 除蝗録』にくわしく記述されている虫送りは、私の記憶と経験のなかにはないが、「北海除」といって、高学年の小学生が集団で苗代めぐりをして、蛾とその卵をとるのも田植え前の一つの光景であったが、『除蝗録』が苗代での害虫の駆除にふれていないのは ...
... 除虫に用いる鯨油の費用にあてる目的で当時の惣庄屋佐藤たくてんめいほう明をとぼし、寄ってきた蝗をとる方法が描かれている。今日の誘蛾灯の初めといえる。その『除蝗録』に蝗を駆除するのには鯨油がよいと記されている。鯨油はもと民間の灯用にされた ...
... 除蝗録 2069 除蝗録後編 2070 しよこく浦づくしおんど(新板) 1012 (諸国奇談)西遊記 1449 (新刊)雲上明鑑(新刊)公穀白文 1805 1806 審鑑集( (馬)審新刊聖蹟図 2314 臣軌 2293 2294 集) 2289 2414 神武頂教授作法 168 神祗頂後夜作法 168 書題未考<神祗頂 ...
... 除蝗録』に記しているとおりである。皆野町の蝗送りは昼間の行事になっているが、村中を練り歩いた後、門平地区では村境へ、立沢地その松明を引て、田に遠き野辺或は河原に捨れば、付添来れる蝗采く焼れて死す」ことごとし、或は藁にて人形をこしらべ、紙 ...
... 除蝗録』には鯨の絵が入っていて、「農業の指南書に鯨とは」と、驚かされる。ちなみに、この書物の表題の「蝗」は、中国ではトノサマバッタのことだが、日本では、もっぱらウンカなどを指している。しかしこれなどは、今までの虫送りのような、呪術的方法 ...
... 除蝗錄後編一卷大藏永常蝗蟲除の法を記述したろもその。其の題言に曰く「天下の大患は氣候不和にして蝗を生じ飢饉に至より大なるはなし、に文政三年の春、予東都に在りて油を以て蛇を去るべき法をして除蝗録と題し、世に公にせしに、粗、行ける。然れども ...
... 除蝗録』が世に送られるや、学者はこぞってその法を敷衍し『草木六部耕種法』『農業余話』等も、おそらくその説を採ったものと想像され、また田村仁左衛門は、その『農業自得』に「委しくは除蝗録に見へたり」と率直に述べている。したがって同書の流布は ...
... 除蝗録後編』が刊行された。 1 2 鯨の種類『除蝗録』国立公文書館蔵 Mvva 3 鯨油の使用法『除蝗録』国立公文書館蔵 1 |セう* RE 類品之額みい*カイ・アン 1 一夫)。コト身 III 大潮吹 171 KLAVUS k ) 綿要務綿る 1 綿図『綿要務. 2015 2 . 3 ぶ愛蝗な除蝗録.